書物蔵

古本オモシロガリズム

乙部図書

帝國圖書館の資料区分(甲乙丙)についちゃぁ,一般の本にはなかなか載ってない。立ち読みしたら載ってた。
人の読まない本を読む : 赤耀館読書漫録 / 山下武著. -- 本の友社, 2005

乙部図書の整理状況を見る

とかが書かれてある。1998年ごろ,友人職員の手引きで書庫に潜り込んだらし(^-^*)
で,整理される前の乙部図書をみたそうな。んでいつもの山下節でいろいろかみついてる。ふしぎなことが書かれてる。見学ということで書庫に這入ったんで本を手に取らせてもらえなかったとか,それでも念力で書誌事項(奥付?)を確認できたとか…(^−^)
うーん,最近はどうしてるのだろう… いちじは紀田順一郎さんといっしょに本出してたけど(って何十年も前(^-^;)
しかし館界的には乙部資料の話って最近,とんと聞かないねぇ。むしろ昭和2,30年代のほうが有名だったのではないかしらん。いま,この手の資料は閲覧できるようになったみたいだけど,まったくぜんぜん広報しないからよっぽどの図書館ヲタじゃないとわからないねぇ。なんで広報せんのだろ… って,窓口官僚制のせいなんだろうなぁ。