座席とりのために延々と並んでいる大正時代の人々をみると，結局，現在ただいままで問題は解決してないのだなぁと思う。
（この写真で並んでいるのが学生ばかりかは不明だけど）学生の席とりは大昔から問題で，１９７０年代に解決したことになっていたけど，その解決法が
座席をなくしてしまう（貸出中心の図書館にする）
という方法だったもんだから，本質的に解消したわけじゃなかった。たんに席取りリスクを回避したってわけ。１９９０年代に滞在型の利用が復活すると途端に再燃。一部メディア（とくにラジオ）で盛んに論議されたのに，イデオロギー上は１９７０年代に解決したことになってるから，専門誌ではまともに議論されなくて，こりゃあ学説上のスキャンダル。ってなことを友人Ｂと何年か前に話したなぁ。
現場では学習室なる部屋をつくってしのいでいるけどね。
