書物蔵

古本オモシロガリズム

矢口進也(やぐち・しんや)氏の訃報

図書新聞』(2011.9.3)p.4に、訃報として

矢口進也(やぐち・しんや)氏=図書新聞取締役相談役
8月11日、ガンのため市川市の病院にて死去。82歳。1929年大連生まれ。(以下略)

とあった。
そういえば、『文庫そのすべて』を古本で買って読んだなぁ。あの頃は1990年代の絶版文庫本収集ブームの前だったので、文庫本についての本はこれと、あと1、2冊しかなかったのだった。
岩波文庫をめぐる文豪秘話 / 山崎安雄. -- 出版ニュース社, 1964. -- (読書人シリーズ)
岩波文庫物語 / 山崎安雄. -- 白凰社, 1962

追記

下にも書いたけど、都丸書店に『岩波文庫物語』が4000円で並んでたのだ。
その時の4000円といへば大金。わちきの奨学金はたしか月に31000円だったから。。。そいで迷って、意を決して買いに行ったら、案の定、なくなっていたのだ(*´д`)ノ
それでも数年さがして買ったけど。。。
しばらくまへ、やはり都丸でだったか同じ本が2000円で出てたが、ちとさみしかったな(*゜-゜)