書物蔵

古本オモシロガリズム

2018-01-01から1年間の記事一覧

話し合う、が成り立たないこと

書物蔵:古本オモシロガリズム ‏ @shomotsubugyo日本人は自治や話し合いが苦手ということなのかしら。ってか同様の情けなさは震災直後に味わったことがあるなぁ。 / “マンション修繕に怪しい機械業者が入り込んできた - Togetter” 6:40 - 2018年6月8日 3件の…

買いたい本のメモ

平成社史 : 自社で作れる平成30年間の社史 / 浅田厚志 著. 出版文化社, 2018.4 書込み式の簡易社史作成ノートなれば。 こんなにおもしろい調査業の仕事 / 金澤秀則 著, 児玉総合情報事務所 監修. 中央経済社, 2018.4 興信業の人物調査と、探偵業の人物調査の…

京都集書会社設立の願書

〜私共読書人便宜ノタメ会社取結ヒ、和漢書籍ヨリ海外各国之書類内外新聞等ニ至迄、追々取寄貸本ニ備置、且望之人ヘハ売渡モ仕度存居候処、仄(ほのか)ニ伝承仕候ヘハ、近々集書院御建営モ被為在候趣ニ付、右御入費之内ヘ乍聊私共壱人ニ金百両宛奉献納度、…

取り屋雑誌は明治から

『法律新聞』明治35年6月16日(1902年) 91号 雑報 ●新聞取締廳令 新聞紙の取締に關し去る七日警視總監より左の廳令を公布したり 警視廳令第十九號 購讀の申込なき新聞紙、雜誌、出版物を配布し又は掲載の申込なき廣告を新聞紙、雜誌、出版物に掲載し其代料を…

ネット情報源の交通整理と、レファレンス技法の名づけが必要なのだ(´・ω・)ノ

書物蔵:古本オモシロガリズム ? @shomotsubugyo書物蔵:古本オモシロガリズムさんが扉野良人をリツイートしましたこの記事、文献探索法入門になってるなぁ(σ・∀・)国会サーチの総合目録機能(県立ゆにかネット+児童書)を使っているね京都府立のレファレン…

貸本屋(貸本所)、新聞縦覧所、書籍館(図書館)の概念分析

書物蔵:古本オモシロガリズム ? @shomotsubugyo 5月7日][図書館][貸本屋]明治初めに上からの改革で造られた「書籍館」は漢籍や仏書ばかりだったんで明治10年代に全滅。かわりにマジメな新刊を貸していたのは「新式貸本屋」だったのでした(´・ω・)ノ / “新書…

三号雑誌、積読

森銑三「閑讀雑抄」日本古書通信. 39(1)(534)/p2〜5 1974-01 三号新聞 三号雑誌といふ言葉も、近頃とんと耳にせぬやうであるが、その語が滅びたといふわけではあるまい。明治十一年三月二十九日の読売新聞にう、三号新聞の名の見えてゐるのには、これにも驚…

世は連休中

けふはどうしやう 来週の予習せねばの

西部古書会館

みな行くとてわちきも行くなり

飲み?

夕方、某所にTさんが来たので友人と一緒に古本研究所へ そのまま飲みへ

飲み

某所で立食パーティー 誘われたので1982年のコピーを持って行く。 その後、中華料理屋へ。 森サン、Tさん、T先生5人でのむ。

佐藤優の教養小説?

最近、佐藤優にハマっている。文庫本でしか読まないが、帝都高速度交通で移動中は図書館学本でなく大抵、佐藤優の自伝シリーズ。最初は『亡命者の古書店』亡命者の古書店: 続・私のイギリス物語 (新潮文庫)作者: 佐藤優出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2018/…

ジャンプの早売り(^-^;)

ネットで話題の@pugyurataことカラサキ・アユミ女史『古本乙女の』解説に拙者が書いたごとく、ジャンプの販売にはご法度として早売り現象が発生していた。そのことが次の記事に書かれていた。 永江朗「時代築いた「少年ジャンプ」集英社の50年」『新文化』(…

メディア史をやっている人

土屋先生が成田龍一との対談でこんなことを メディア史は、結局、今までの歴史的研究とか社会心理学、社会史でもいいのですが、そこではちょっと飽き足らないという人達がやっているように思います。具体的に言うと、日本近代史研究出資の人と、私のように社…

「司書官」(助教授クラス)

書物蔵:古本オモシロガリズム ‏ @shomotsubugyo書物蔵:古本オモシロガリズムさんがじゃん姉をリツイートしました超少なかったけれど戦前の帝大には事務官でない「司書官」(助教授クラス)や「司書」がいたし、地方の司書も、書記と別に発令されていた。そ…

「リボン式」排架

書物蔵:古本オモシロガリズム ‏ @shomotsubugyo 4月13日「最上段は小型の本または重要な書籍、2段目は叢書類、3段目は郡誌地誌類、4段目は雑誌というように一般的な図書館とは違った並べ方をしている。つまり書架を縦に使うのではなく、横に帯状に使うやり…

足立洋家具製作所

が大正12年ごろ、足立式文化書棚を販売しているなぁ

絵草紙屋→絵葉書屋、貸本屋→雑誌回読会

森サンがいうように、やっぱりこれが、近代日本出版史の基本書なんだなぁ… 出版興亡五十年 / 小川菊松 著. 誠文堂新光社, 1953 ちゃんと、近世から近代初頭にかけての重要な読書装置、貸本屋についてどの企業に注目すればいいか、これからわかるよ(´・ω・)ノ…

出版業界論

2017年現在で手掛けた書籍は50点強となる。その中で重版できたのは11点ほどだ。いずれも初版部数は600部から1200部程度の少部数で、重版は平均すると500部である。

'70年代〜'80年代は雑誌の全盛期

出版ニュース(2469)2018.1上旬にある「今年の執筆予定」は楽しいが、気になるところをメモ。 雑誌研究が続々と 下川, 耿史(こうし), 1942-さん「『1970〜80、エロ雑誌全盛』〔略〕1970年代から1980年代は歴史の上でも類を見ないほど、エロ雑誌の全盛時代…

日本貸本屋史における時代区分について

書物蔵:古本オモシロガリズム ‏ @shomotsubugyo 4月2日書物蔵:古本オモシロガリズムさんがアヒールをリツイートしましたそうそう。貸本屋はコンビニ並みの普及。書物蔵:古本オモシロガリズムさんが追加 アヒール @keep_on_mono 昭和30年代、全国に貸本屋が3万軒あ…

図書分類における雑の位置づけ

書物蔵:古本オモシロガリズム ‏ @shomotsubugyo書物蔵:古本オモシロガリズムさんが文学通信[図書出版]をリツイートしました図書分類における「雑」の位置づけについては、このように結果としての有用性は認められながらも、ちゃんと議論されていないのよ…

書物蔵著作および人物文献リスト

名刺がわりにどうぞ 著作はともかく「人物文献」というのは、その人に言及している文献のこと。戦後、国会の連中が創ったことばだと、十年くらい前に読んだよ。たとえば1がそれ。 1. 南陀楼綾繁『路上派遊書日記』右文書院、2006.10 「一部屋古本市」(2005.…

9割のフォロワーさんが、ツマランでもよいというので…

ツイッターでアンケートとったら、9割のフォロワーさんが、ツマランでもよいというので、公開することにしました。 ただし、土日に限ります。 あと三年間はメモがわりに使ってたので、わからんところ、問題と思うところがあれば、ツイッターやらコメントやら…

図書館とゲームと図書館史

書物蔵:古本オモシロガリズム ‏ @shomotsubugyo 3月27日書物蔵:古本オモシロガリズムさんが格闘系司書をリツイートしました日本の司書は頭が固いのか、あるいは、メディアというものを狭くとらえすぎ。書物蔵:古本オモシロガリズムさんが追加 格闘系司書 …

杉原四郎が、業界紙誌成立の一般パターンの類型論wo

『紙業雑誌』でも買うべとて、Googleブックスを検索していたら、杉原四郎が、業界紙誌成立の一般パターンの類型論について書いているのを発見。やっぱり杉原は重要。ってか、ここまでやっといて一般雑誌史、一般出版史に行かなかったのは、これはある種のイ…

レファレンス・サービスの基本コンセプト

このreference workで重要なのは、あくまでこの自分―library user― が、が「参照する」んであって、レファ司書が参照するんでは本来的にないこと。まぁパイロット的にやってはくれるが。ってpilotって意味は水先案内人のことね。 もちろんこの自分は間違い得…

レポート三銃士

ツイッターで、 小夜之画@創作男女@masquerade34_2 さんが #レポート三銃士 で当てた話はもちろん知っていることなんだが、NIIやNDLの中の人に呼ばれたという。 この件につき友人に噂話を聞く。 書物蔵:古本オモシロガリズム@shomotsubugyo DB擬人化の噂話…

なんだ、小説貸本所っていったのかぁ新式貸本所でないとこは

明治大正諷刺漫画と世相風俗年表 / 岩崎爾郎, 清水勲. 自由国民社, 1982 - 131 ページ 66 ページ 貸本所はやる江戸時代からあった貸本屋は本をかついでお得意さんの家まで届けていたもので、明治^年代まで統いていた。印刷が発達して本が安く買えるようにな…

公共図書館の冒険を読んで

第2章 図書館ではどんな本が読めて、そして読めなかったのか 森サンと当該章について話していた。 その時に、レンタル、ということでいえば、レンタル専用コンテンツが開発された、ということが大切とて、街のビデオ屋はそもエロビデオのレンタルを当初主軸…