出版ニュース(2469)2018.1上旬にある「今年の執筆予定」は楽しいが、気になるところをメモ。
雑誌研究が続々と
下川, 耿史(こうし), 1942-さん「『1970〜80、エロ雑誌全盛』〔略〕1970年代から1980年代は歴史の上でも類を見ないほど、エロ雑誌の全盛時代でした。その主だったものは手もとに残してあるので、これを風俗史として整理したいと考えています。」
中野翠(エッセイ)「たぶん、'70年代〜'80年代を中心に私的な角度から雑誌の世界を回顧する原稿を書き下ろしで。一番、雑誌メディアが面白かった頃。」
雑誌研究は流行りなのだが、この前、ツイッターでマンガ研究の池川佳宏さんとこんなやりとりをした。
池川佳宏
@saikifumiyoshi
3月31日マンガに限らず、「雑誌研究」で参照できる文献・論文は少ないのですね、特に今回の報告で記述している1951年問題・2009年問題は雑誌研究における基礎知識だと思うので、是非ともご一読ください。(期間がきたら当報告のみPDFで公開します)
1件の返信 12件のリツイート 15 いいね書物蔵:古本オモシロガリズム
@shomotsubugyo
返信先: @saikifumiyoshiさん@taimatsu_torch こんにちは。雑誌研究が個別タイトルの研究がほとんどだとは大澤聡さんが何年かまえの論集で指摘してましたです
8:39 - 2018年4月1日1件の返信 2件のリツイート 0 いいね
書物蔵:古本オモシロガリズム ツイート内
テキスト
新しい会話
池川佳宏
@saikifumiyoshi
4月1日返信先: @shomotsubugyoさん
巻号ナイト後に書物蔵さんにツイートしていただいた、数少ない巻号に関する文献も参考にさせていただきました。ありがとうございました! 広い視野での雑誌研究はまだまだ開拓し甲斐があると思います!
1件の返信 2件のリツイート 2 いいね
書物蔵:古本オモシロガリズム
@shomotsubugyo
4月1日やや、ウレシイこと言ってくれますね( ^ - ^ )
雑誌研究に足りなかったのは、巻号、法定文字などのジャンル横断的形式論、主題ジャンルでなく読者層とセットになったジャンルの類型論などです。
漫画雑誌の個別論もその枠をみつつやるとよいかと。
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雑誌研究はこれから個別論だけでなく、ジャンル論や形式論と連動させていくとより深みのあるものになるだろう。
あたかもよし(?)2017年11月21日に、コンビニ・ミニストップは記者会見を開いて全国店舗で成人向け雑誌の販売取りやめを発表。