書物蔵

古本オモシロガリズム

2014-04-01から1ヶ月間の記事一覧

堤清二の電撃ショック:辻井喬は知の自由主義をわかっていたΣ(゜∀゜;)

こんな記事を読んだら、図書館の自由に直結する図書分類排架の話とおんなじことが書かれていて「電撃ショック」 菊池壮一「書店:Twitter の暴走・日本人の心は何処へ」『出版ニュース』2014年4月上旬号 リブロが霊言本で大批判をくらった件 本屋のリブロが…

読んだ本φ(..)メモメモ

プラモデル読本 酣燈社,1961.8.20 A5;112p.「航空情報」(134)臨時増刊 国会なし しょうぼうていしゅつどうせよ / 渡辺茂男作 ; 柳原良平絵 東京 : 福音館書店 1964.08(こどものとも 通号 101) こどものとも知識の本1970 なぜなに学習図鑑. 小学館, 1970. 88…

「動く図書館員・楠田五郎太の前半生」正誤メモ

誤字・脱字 p.7 右段14行目 ×この吉田三平が → ○この吉岡三平が p.7左段19〜20行目 大河原生二のその後 → 大河原生二はその後 p.5左段 本文1行目 小村候 → 小村侯 p.14左段2行目 小村候 → 小村侯 p.11右段16行目 あらぅか → あらぅ〔ママ〕か ※カタカナをひ…

「荒野の古本屋」読了

ちと出かけた先の喫茶店で次の本を読了o(^-^)o 森岡督行 著. 荒野の古本屋. 晶文社, 2014.3. 233p ; ISBN 978-4-7949-6845-6 荒野の古本屋 (就職しないで生きるには21)作者: 森岡督行出版社/メーカー: 晶文社発売日: 2014/03/06メディア: 単行本この商…

やうやっと『アナキズム運動人名事典』を落手

このまへ古通に載ってたので注文(。・_・。)ノ 日本アナキズム運動人名事典 / 日本アナキズム運動人名事典編集委員会編. -- 東京 : ぱる出版 , 2004.4. -- xi, 865p ; 22cm. -- 文献: pix-xi. -- ISBN 482720098X ; (BA67161101) ; http://ci.nii.ac.jp/ncid…

移動がてら早稲田、神保町

移動がてら、早稲田の古書店街に寄る。古書現世で友人らが拾い、わちきも、雑誌研究に資するため、これを3000円でかふ。 誌上のユートピア : 近代日本の絵画と美術雑誌1889-1915 / 神奈川県立近代美術館編. -- [東京] : 美術館連絡協議会 , c2008. -- 358p ;…

高円寺では母校の年史

それから高円寺へ進出。こっちではまったく拾えなかったが、にゃんと母校の「年史」が200円で出てたので拾う。さういへばこんなの出してたのか、というぐらい記憶にない。 わちきのバヤイ、初等、中等教育なるものとミスマッチで、幼稚園や復興小学校ぐらい…

神保町におっとり刀で駆けつけたら、山のように買ってしまふ(^-^;)

(ρд-)zZZ ん?(・ω・。) 友人から古書展にイキマスヨと着電ありo(^-^)o なればとて出かけやうとするも、すっかり遅刻してしまひ筋斗雲にてアクセスすることに(ってか、これがあとで良かったこととなる)(*´д`)ノ 会場へつくと、友人がコレコレとて、な…

葉書

むかし知人から譲ってもらった本に挟まっていた葉書。 拝啓 其の後は誠に御無沙汰いたしました〔。〕御障りもないことと存じます〔。〕只今図書館界20巻五号入手〔。〕予てご指示ありました神波兄に対する哀惜の辞拝読ウタタ今昔の感に堪えません〔。〕御礼…

ひるに腹立たしいことあり

朝から別件で悩んでいたのだが、昼過ぎ、腹立たしきことあり、ある種のしかえしとして、あることに励むことにす。結果は数か月後ぐらい。楽しみにしてをれ。

南柯の夢

渡辺一考氏のやってた南柯書局は、やはり南柯書院にちなんだ名前だと思ふ。 谷沢永一 編・解題. 性・風俗・軟派文献書誌解題集成.. 金沢文圃閣, 2009.11. 239p ; ISBN 978-4-907789-69-5 (set)

元館長さんの回顧談

この記事、ほんたうに奇だなぁ(*ω*;)´´ 高山正也. 国立公文書館長業務引継帳余録. レコード・マネジメント : 記録管理学会誌 = Records management : journal of the Records Management Society of Japan. (66):2014.3. 4-11 ISSN 0915-4787 なんといふか…

市井の好事家が調べものをする方法(昭和3,40年代)

デジデジで「私のコレクション」というフレーズで検索すると、本に限らず、いろんな蒐集家の概要や内容がわかって面白い。せんだっては『出版ニュース』誌上での連載を紹介した。よく考えたら2,30点かかげられとる書影はそのまま簡易な主題書誌として転…

固有名をインデックスとして使う

こんな文献あるんだぁ(・o・;) 筆禍通信4号(昭和59年10月から12月) 大井喜市編発行 来るべき近代書誌学の成立には、それに先行する愛書趣味の成果を利用せずんばをかず、とて、おほいに先人たちの発掘にいそしんどるんだケド、文献的にあとづけるのがタイ…

古書あってのわが人生

こんな座談会記事を読んだ。おそらく、まえのエントリの連載「私のコレクション」を仕掛けた人たちの座談会(σ^〜^) 八木昇 ; 福島鋳郎 ; 種市登 ; 紀田順一郎「座談会 私のコレクション 古書蒐集の心情を聞く 古書あってのわが人生」『出版ニュース』(917)…

蒐書家列伝(の代替物)連載「私のコレクション」

昭和期蒐書家列伝(の代替物)となるものを見つけたΣ(゜∀゜;) ってかさあ、これ、そのまま復刻したっていーぢゃん(σ・∀・) 1】出版ニュース. (859) (1971-02) ○発禁本 / 城市郎 2】出版ニュース. (862) (1971-03) ○世界の教科書 / 唐沢富太郎 3】出版ニュー…

「五百部、千部の面白さ」:いまどきのリトルプレス、リプリント

こんなものを読んだ(。・_・。)ノ いつだったか〜編集長の田村〔七痴庵〕さんが「これは面白い」と〜それも亀鳴屋の本だった。私はもう古本屋暮らしも長かったが、それでも詩人の名前を聞いたことがない〜一万部、十万部ではなく、五百部、千部の面白さは、…

東京堂へ急げ! 『文献継承』24go ロハで配布

皆の衆!`・ω・´)o 昨日、ご厚意で『文献継承』最新号をバ東京堂(千代田区神保町)にて 無料配布 してもらふべく一山渡してきたのぢゃ! おそらくそろそろPR誌の無料配布棚に置いてもらへることと思ふ。最新号の 内容は… 外地書店を追いかける(3):台湾・…

古書マニア同人誌「麒麟」創刊の辞

HPですぺらのカキコによれば、『麒麟』創刊号に次のような創刊の辞みたいなものが、編集後記として「妄言(編集後記に代えて)」という題であるという。書いたのは八木昇という。 やっと『麒麟』第一号が出来上がりました。東京神田の古書展早出組の定連で、…

なんのめも? 

斎藤, 昌三, 1887-1961 || サイトウ, ショウゾウ - 恩地孝四郎 岡野, 他家夫, 1901-1989 || オカノ, タケオ, - 野田 誠三 江川//正之 秋 朱之介 岩本//和三郎 庄司, 浅水, 1903-1991 || ショウジ, センスイ 八木 敏夫 渡辺 太郎 木村 武雄 磯部 鎭雄 石川 巌…

しらんかった

草野のりかず 著. ぼくらの少年雑誌 :. 東京法経学院出版, 1987.7. 202p ; ISBN 4-8089-4428-6 :UM84-78

🐧雑誌『麒麟』についてネット情報φ(..)メモメモ

丁寧にググるとつぎの情報が得られる。 小林文庫の新ゲストブック http://www3.wind.ne.jp/kobashin/cgi-bin/tnote9.cgi?book=tsguest02a&from=403&to=427 この小林文庫というのは、古本者の語誌(http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20100927/p6)でコメ…

「元の持ち主は、麒麟の会の会員だった方」

花野原芳明「海底探検」(昭和23年)の美本入手! 2012/5/28(月) 午後 7:59 無題 読書 花野原芳明の「海底探検」を買いなおした。花野原芳明の初期作品の中では「海底探検」はかなりいい出来なのですが、あまり紹介されませんね。 初期だと、「コグモの冒…

三島由紀夫の書誌観

島崎博「三島由紀夫氏の蔵書から」『波』6(10)=(34) p.10〜11 (1972-11) 戦後の文学全集では、この「年譜」が付録として必ず入るようになった。だが〜不完全なものが多く、やはり付録としての価値しかないようで〜 三島には全集付録の年譜が10余点あるとした…

岡山県紙二番手『中国民報』の戦後における残存は?

関係者により――おそらく故意に――忘却されたため、岡山市立「動く図書館」路線の放棄と楠田五郎太の流浪の原因となった事件は、戦後、昭和42年まで秘されてをったのぢゃが、その唯一の資料は、おそらく岡山の県紙2番手、『中国民報』ならんとぞおぼゆ。その旨…

出版社のPR誌

現在、ごく普通にPR誌といわれている、「PR」は、もともとはPublic relationsから出たもので 堀江真喜夫「出版社のPR誌について」『日本古書通信』34(5)=(478) p3〜5 (1969-05) と昭和44年段階で「PR誌」なる術語が成立していると述べている。学燈、図書、英…

山名新聞歴史資料館を主宰しとる山名隆三という人がおらるるらすぃー

「号外!号外! 発見!号外おじさん 34年間に約12000点を集めた 山名隆三さん」『週刊女性」p.230-235(1992.4.7) 下地智子「羽島知之・山名隆三氏より提供された近代沖縄の新聞(特集・近代沖縄の新聞をよむ)」『史料編集室紀要』33 p. 33〜37(2008.03) …

1980年代「古書という世界の閉鎖性」をうちやぶった『彷書月刊』

古本の時代 自然科学やある種の社会科学では、現在ただいまや今が大切で、過去はどーでもいーという観点がありえる、というか、俗人がやれば学問でも商売でも仕事でも大抵そうなる。 だから本の世界でも、新刊があればいいという考えがあるし、図書館でも新…

昭和45年の主なる出版社PR誌

新刊展望. 14(10)=(295)1970-10 出版社〈PR誌〉ガイド:あなたも出版情報誌を / 新刊展望編集部/p32〜33 で紹介されたるもの。29点。「最近の時点で主なもの」とある。新刊展望. 15(10)=(307) にも同様のリストがあり 出版社〈PR誌〉ガイド / 新刊展望編集部…

南柯書局(第二次?)をやっとった渡辺一考氏

『麒麟』同人 秋山正美, 1929-2001 || アキヤマ, マサミ - 井上敬二郎 岩本史郎 遠藤憲昭, 佐々木信敏 島崎博 || シマザキ, ヒロシ - 種市登 中島光一 →: 藤賀, 咲多 || フジガ, サイタ 藤田清美 八木昇 || ヤギ, ノボル - こうしてみると、単著を残した人は…