書物蔵

古本オモシロガリズム

麒麟の会

麒麟の会と中野書店さん

中野書店(二代目)さんの逝去がネットに流れた。んで、中野書店の店舗のほうでも書店の歴史を回顧する展示があるようなのだけれど、どなたかがネットで紹介してくれた過去記事にオモシロいことが出てきたのでメモ。 http://wayback.archive.org/web/2001041…

あと1冊に( ^∀^)

蒐書家の歴史、それもどっちかといへば、片々たるものを集めた人々の歴史を編みたいといふのがわちきの望み… んで、その事例として「麒麟の会」のことを追っかけとるのだケド、たったいま、欠本だった『麒麟』1号と4号を頼んでみたo(^-^)o 拙ブログの…

古書マニア同人誌「麒麟」創刊の辞

HPですぺらのカキコによれば、『麒麟』創刊号に次のような創刊の辞みたいなものが、編集後記として「妄言(編集後記に代えて)」という題であるという。書いたのは八木昇という。 やっと『麒麟』第一号が出来上がりました。東京神田の古書展早出組の定連で、…

🐧雑誌『麒麟』についてネット情報φ(..)メモメモ

丁寧にググるとつぎの情報が得られる。 小林文庫の新ゲストブック http://www3.wind.ne.jp/kobashin/cgi-bin/tnote9.cgi?book=tsguest02a&from=403&to=427 この小林文庫というのは、古本者の語誌(http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20100927/p6)でコメ…

「元の持ち主は、麒麟の会の会員だった方」

花野原芳明「海底探検」(昭和23年)の美本入手! 2012/5/28(月) 午後 7:59 無題 読書 花野原芳明の「海底探検」を買いなおした。花野原芳明の初期作品の中では「海底探検」はかなりいい出来なのですが、あまり紹介されませんね。 初期だと、「コグモの冒…

南柯書局(第二次?)をやっとった渡辺一考氏

『麒麟』同人 秋山正美, 1929-2001 || アキヤマ, マサミ - 井上敬二郎 岩本史郎 遠藤憲昭, 佐々木信敏 島崎博 || シマザキ, ヒロシ - 種市登 中島光一 →: 藤賀, 咲多 || フジガ, サイタ 藤田清美 八木昇 || ヤギ, ノボル - こうしてみると、単著を残した人は…

扶桑書房さんの創業年

原紙で楽しみにしているこの連載を読む 内堀弘「夢の跡:「薔薇十字社」から四十年」『図書新聞』(3113) p.- (2013年06月08) つぎのところで全文読めるよ。 http://toshoshimbun.jp/books_newspaper/week_description.php?shinbunno=3113&syosekino=6173 こ…

戦後ミステリを広めたのは台湾人古書マニア兼古本屋兼編集長だった(゚∀゚ )アヒャ

わちきが最近、古本屋の歴史や古本マニアの歴史にこってをるのは知ってをらう。 次の本をみて、まへから知りたかったことが2つほどわかったなり。 本多正一 編. 幻影城の時代 : 完全版. 講談社, 2008.12. 660p この本は、じつは有名なミステリ雑誌「幻影城…

芋貝山房の正体を知る人物…

いま再読中の『古本屋探偵の事件簿』 モデルは? バブルまっさかりの1980年代、わちきも神保町をウゴウゴしとったことを思ひ出し、うたた隔世の感あり。 このミステリ、出た時かなり好評だったらしい。 「紀田順一郎「幻書辞典」(新刊人と本)」『朝日新聞…