書物蔵

古本オモシロガリズム

古書あってのわが人生

こんな座談会記事を読んだ。おそらく、まえのエントリの連載「私のコレクション」を仕掛けた人たちの座談会(σ^〜^)

紀田 〜きょうお集まりいただいた方は、一見紳士風だけれども、古本の収集にかけては、みなデモンだという方々ばかりじゃないかと〜

ダイモーンだわな。

八木 〜たくさん見なければだめだから、展覧会は身に行くようにしているんです。やっぱり典ライン会というところはいろいろなゴミの本も出たり雑誌もでたりしますので、筋の通ったもの以外に、そういうものが出る可能性が高い。/ ぼくが展覧会に出始めたのは、おそらく昭和二十年代の終わりごろだと思いますけれども、現在〔1972年〕まで、まず出席率九割はかたいんじゃないか。

八木さんは大衆文学ねらいだからこうなる。

紀田 〜だいたいにおいて古書集めというのは特殊な趣味ですから――私にいわせれば特殊でもなんでもないんですけれども、一般にはそういうふうに〜

紀田先生が司会。一般には理解されないと認識しつつ、「私にいわせれば」あたりまえの趣味というところが、共感。

福島 〜それで家族が、ぼくのところは七人いるんですけれども、一対六ですからどうしようもないんですよ、なにいったって。しまいには、とんでもない乞食だとか(笑)〜

ニャハハである。「とんでもない乞食だ」と家族が。しかし福島さんって7人も家族がいたんかぁ。って、他にも「家族」がいたやうな。。。