2005-01-01から1ヶ月間の記事一覧
『起原』もそうだけど,大東亜戦争中にも書物趣味をくすぐるいい本がかなりでてる。本の本なんか特にそう。小野則秋とか。いま注目してるのは 本の話 / 鳥生芳夫. -- 健文社, 1944.11 これ,ある古本屋にあったんで立ち読みしたけど…。おもしろい。というか…
このまえ藤沢で買ってきた山下恒夫『石井研堂』を読みはじめた。おもしろそう。文献を調査するだけでなく,当時,存命していた関係者(研堂の息子など)に取材していたのは意外。足で書いたって感じ。いいね。 著者の山下恒夫ってあんまし聞かないけど,去年…
話はとぶけど,しばらくまえ五反田に行ったとき1階のガレージのところ(安いモノ)の棚で,『○○館学綱要』ってあったからおもわず買っちゃったものがある,たったの2百円だったから。 博物館学綱要 / 棚橋源太郎. -- 理想社, 1950 函ややコワレ タナハシ・…
古書即売会にはいろいろある。いま一番オモシロイのは五反田の南部古書会館でやるやつだけど,今日は神奈川古書会館でのやつにいってきた。 即売会予定表は個人のものだけど,とてもいいホムペがある。首都圏対象。 反町は残念ながら規模的にほかの半分ぐら…
資料分類法 / 鮎沢修, 芦谷清共著. -- 東京書籍, 1984. -- (現代図書館学講座 ; 4)も平塚のこの店で拾う。省令科目が目録法と分類法にわかれていた時には,さかんに分類法の単著がでたけど,これは今となってはどうでもいい国会図書館の分類について割とくわ…
平塚の古書店2軒まわる。一方は古書店ガイドにでてたとこ。なんつーか商売っけがない雰囲気がヨイということに(笑 ギリシャ語辞典 / 古川晴風. -- 大学書林, 1989.9 を3千円で買う。定価は46350円……,や,安ぅ〜! そういえばしばらくまえ神田の即売会で…
神保町古書会館で図書館本をかう。わりと大きな本,5千円。同著者の中公文庫と協会本を足せばほぼ同じコンテンツになるだろうと予測はしつつ,安いので。 韃靼 / 衛藤利夫[他]. -- 衛藤利夫記念事業会, 1956 友人が「図書館本収集においては,満鉄と書誌学…
今日は新刊(ちくまプリマー新書)2冊のみ購入。神保町の古書会館もいったけど,ほしいモノの相場を知らなかったんで帰ってきた。帰ってきて検索したら……, 明日アサイチで行かねば!(あとで考えたら会館2Fで検索すればよかったんだった) そうそう,「…
紙をつくるときのにじみ止め薬剤のせいで,紙が酸性になり,それが長い間に紙の繊維をこわしていく,ってのは(国内では)1980年代後半に有名になった話。酸性紙問題とかいわれてた憶えがある。 結局,製紙会社が酸性でないにじみ止めを使うことがひろまり(…
あまり期待せずに出発。途中のブコフで,漫画と人生 / 荒俣宏. -- 集英社, 1994.10. -- (集英社文庫) などを買う。ちょうど欲しかったんだ。なぜだか最近,荒俣氏の文庫をあつめている(小説はのぞく)。このまえも,何度となく前をとおりすぎていた近所のリ…
即売会「がらくた市」の最終日。じつは開始日に一度きてたのでした。それにその時にも2回ぐらいみて廻ったし。その時はなんにも買わなかったです。 ところが,某図書館へ行きがてら,ちょっと試しにまたのぞいてみた。ネットで2割引だって知ったから。たし…
それからまた移動したら,掘り出しが!ほんとの掘り出しは10年前に池袋で出会って以来,古書生活で2度目。とりあえず列挙。お店は…,藤沢じゃないよ。結局2時間ぐらい店に居ちゃった。むちゃ楽しかった。 坪谷先生喜寿記念著作集. -- 大橋図書館, 1938 …
午後,ふと思い立って藤沢の「湘南フジサワ古書フェア」へ 駅前で迷いながらユウリン堂へいったが,うーん,ちょっと規模が小さすぎ。古書フェアってより古本コーナーと呼ぶべき。藤沢はいい古本屋がそろってるのになぁ。残念。江戸書籍商史 / 上里春生. -- …
図書・図書館事典 / 植村長三郎. -- 文徳社, 1951 を買った。千円だったから。 一時期,この人の「図書館学・書誌学辞典」1967を探し回っていたことがある。1990年ごろのことだったか。いまはなき「新宿古書センター」(しかしてその実体は高原書店大久保支…
このまえ宇都宮のデパート展で買った本をみていたら,花切れの高さが背表紙の高さと同じことにきづいたよ 児童図書館経営 / 小林佐源治著. -- 目黒書店社, 1928 実際に機能する花切れに出会ったのはこれで2度目。めずらしい。うれしくなった。 花切れ不要論…
下記が到着書物をなでて / 竹林熊彦. -- 文芸復興社, 昭和23 国会のNDCが020.4だったもんだから,書物論かと思いきや,完全な図書館学本。タイトルだけで分類番号をつけるとこうなるという悪例。料紙は仙花紙。教科書的な説明通りに片面は平滑だが反対面…
本を読む人「読書人」さんいらっしゃい〜(^-^)/ 本を読まない図書館員やlibrary humorを解さない純粋マッスグさんはは出入り禁止! o(`へ´*o) 用語(新案のみ) 以前のものは→用語集 記事予告→ここ いままでの記事→はてなのarchive
図書館本【としょかんぼん】一般には図書館架蔵本。ここでは図書館についての本。仮性と真性に当ブログでは分類 図書館現象【としょかん・げんしょう】旧学術語。廃語。図書館業務に似た現象すべて。文献蒐集,文献目録,資料保管,etc. 図書館ユーモア【と…
上野図書館の思ひ出 図書館研究 図書館員になるには 図書館スパイ大作戦:図書館史料の類型,これが判れば図書館史通になれる B29の焼夷弾ふるなか,本の本 大橋図書館とNYPL:私立公共図書館の可能性 「図書館現象」という廃語:図書館学の構想 IFEL(Instit…
週刊誌広告と目次情報 ちくま(学芸)文庫の帯:なぜとっちゃうの 私の使う新刊書店 書店の検索機はなんて呼ぶ?:OPACでいいかも 本の短冊3つ
腰巻きは腰に:なぜスカートじゃない? 絶望書店によるBookoff擁護論:古書店とツブシ 『ブックマン』vs.『本の雑誌』 本の本とは:書誌学と愛書趣味はちがう? せどり現象はなぜ:その発生原理,許容性について 図書分類ならぬ古書分類の提案:そのネット時…
エロDVDの総目:アメリカ文明の偉大さ 提案わたしの正書法:漢字原綴まじり文!かな全廃 民間学の不可能性:とても残念だけど 経営学と war game:適度な抽象化レベルとは 随筆,エッセイ,評論はどうちがう? 私の書斎:居間・食堂兼用 言ってることとやっ…