書物蔵

古本オモシロガリズム

 湘南の古本屋

午後,ふと思い立って藤沢の「湘南フジサワ古書フェア」へ
駅前で迷いながらユウリン堂へいったが,うーん,ちょっと規模が小さすぎ。古書フェアってより古本コーナーと呼ぶべき。藤沢はいい古本屋がそろってるのになぁ。残念。江戸書籍商史 / 上里春生. -- 名著刊行会, 1965が目についた程度。買わなかったけど(笑)
けどその古本屋のほうではいろいろ拾えた(^-^*)
惜檪荘主人 / 小林勇. -- 講談社, 1993.9. -- (講談社文芸文庫)とか。
なんだか文芸文庫って品切れ多くなってきた感じ。ほしい物はそろそろ集めないとやばいかな。でもこれは掘り出しじゃないよね。図書館学ってより書誌学だし。
そういえばこの本のとなりに,この前まで探してた
定本二笑亭綺譚 / 式場隆三郎. -- 筑摩書房, 1993.1. -- (ちくま文庫) が。
それも定価以下で。がっくしきた。このまえ西荻音羽館でお手頃格で手に入れたのをよろこんでたんで。なんかこの本,すごい人気らしい。Amazonのusedでバカ高だった。二笑亭って門前仲町にあったんだね。そうすると夭折した祖父母もまえを通りかかったことあるんじゃないかな。生きていれば聞けたのにね。