書物蔵

古本オモシロガリズム

浦安市立図書館はすばらすぃー

今日は新刊(ちくまプリマー新書)2冊のみ購入。神保町の古書会館もいったけど,ほしいモノの相場を知らなかったんで帰ってきた。帰ってきて検索したら……, 明日アサイチで行かねば!(あとで考えたら会館2Fで検索すればよかったんだった)
そうそう,「浦安図書館を支える人びと」もある。デザインは業界団体にしてはいいね。あとここにしては超めずらしく「帯」がついてるよ。なになに…「トップランナー「浦安」,20年の真実/日本図書館協会」。そうか,業界は浦安をトップとみなしているということだね。なるほど。こういう資料的な読みもできるから,カバーや帯を邪険にできないんだよね〜。はぁ。こりゃやっぱり酸性グラシン紙でせっせと包まなけりゃ。
「浦安〜」はようやく真打ち登場って感じだけど,たしかに(おそらく業界内で初めて)図書館内の事務系職員が(まともに)とりあげられていたりして面白そう。10年くらいまえ,図書館の事務職員が何やってんのか知る本なんかもあるといいんじゃない,といったら,それは公務員一般の事務であるから本はなりたたないって言われた。分類理論に「バイアス・フェイズ」ってものがあるんですけど…。
付記)バイアス・フェイズってのは,「○○のための」っていう主題のヒネリのこと。分類番号をつける時につかう概念。無視するのが基本。例えば,図書館員のための統計学なら,統計学に分類する。(注意 「図書館統計」はバイアスフェイズじゃないよ。図書館学へ分類)
あと,浦安はおそらく米国のそこそこ立派な図書館ということなのでしょう。