書物蔵

古本オモシロガリズム

用語集

  • 図書館本【としょかんぼん】一般には図書館架蔵本。ここでは図書館についての本。仮性と真性に当ブログでは分類
  • 図書館現象【としょかん・げんしょう】旧学術語。廃語。図書館業務に似た現象すべて。文献蒐集,文献目録,資料保管,etc.
  • 図書館ユーモア【としょかん・ゆうもあ】米国業界語“library humor”の翻訳語。主題というより観点。図書館現象全てを茶化す
  • 体系書誌【たいけい・しょし】列挙書誌とも。最低限のデータしかとらない書誌。図書館用
  • 即売会(古本の)【そくばいかい】即売展とも。期限を切って開設される小売り市場。古書会館,デパート展,露天の3種あり。
  • 分析書誌【ぶんせき・しょし】あるcopy(部)の個別性を記述する書誌学 シミあり,とか(^-^;)
  • OPAC【おおぱっく】online public access catalogの頭字語。現地人は「オウペイク」と読んでいるらし。有線閲覧目録。日本館界では訳語を作るのに失敗し,OPACを「オパック」とか「オーパック」と読んでいる。電子目録
  • 図書館政治【としょかん・せいじ】造語。虫も殺せないはずの館員達による争いと野合。または政治・宗教勢力と図書館の関係
  • 司書道【ししょどう】librarianshipのmy訳語。司書業従事者に自然と身につくスキル及び精神的構え。一般には図書館学と訳される。
  • 古本療法【ふるほん・りょうほう】造語。古書の海を泳いで楽しくなること。paraeobibliotherapy
  • 古本合戦【ふるほん・がっせん】造語。所持する古本を見せあう会合。共通ジャンルに興味があるもの同士が行うことが多い。より珍奇な古本がよろこばれる
  • 司書官【ししょかん】戦前,帝国大学附属図書館に置かれていた専門職種。名実ともに偉かった… らしい? 1908年設置。なぜだか戦後その存在が忘れられていたのは… 図書館政治ネタね(^-^;) しかし,ありもしない(しこれからも望み薄の)専門職制度には,わんさと文献があるのに,現にあった専門職種制度についての記述はぜんぜんないっちゅーのは… あきれた
  • 法匪【ほうひ】法律をふりかざす匪賊。罵倒語。法学部出のうち頭の悪い人や(法律以外に)自信のないひとがなりやすい。わたしとしては,法一般や法曹(法実務)には知恵がある(or必要)と思ってますが。法学ぜんぶダメといっているわけではありません(くどい?)。
  • ポツダム司書【ぽつだむ・ししょ】竹林熊彦による造語。図書館法成立時,既に図書館員であった現職者を救済するため,比較的簡易な講習で付与された司書資格を有する者のことをいう。ポツダム少尉のもじりか。誉め言葉では…ないと思う(^-^;) ただこの簡易な講習がそのまま司書講習になったということは… いまの司書は全員,ポツダム司書!