書物蔵

古本オモシロガリズム

2005-07-01から1ヶ月間の記事一覧

 上野の図書館

ヒモでくくってあった本をひっぱりだしてみたら,結構,オモシロイものが出てきた。 江戸の都市計画(週刊朝日百科66 日本の歴史)2003.8 んー,これは一時期,都市計画にこっていたことがあって,それで買ったんだったねぇ。 ベアトの写真や,江戸の鳥瞰図…

今日やっと高円寺へ

目録注文品があるだす。当たってるかな〜(^-^*) 〜〜〜 不燃都市 : 防空都市建設の世界的動向と我国の進路 / 田辺平学. -- 河出書房, 昭和20 2000円なり,あたってたなりよ\(^0^)/ワ〜イ この本,去年京都に行ったとき,梁山泊でたちよみして欲しかったの…

浅草文庫はいずこ〜?

(昨日の記事,改定してこっちへ) 和洋会の会場に突入す。さっそくめぼしいトコを見て廻る。うーん,さすが扶桑とかキュウセイとかいい味だしてるねー。本のクロっぽさがなんともヨイ! 自分が買えなくても,古書展にきた気分になるねぇ。シロっぽいと,な…

高円寺,いけないだす

(;-;) あした行くなり。待っておれよ

浅草文庫はいずこ〜?

(翌日に移植)

 果たして今日はいけるかな

昨日は昼も夜も本づけですた。 昼は販売用古本の海,夜は調査用古本の海。夜の部はなかなかに面白かったです。建設業界裏話も聞けますたし。 で,今日も神田で古本市ある… 何を措いても駆けつけん,と固く誓ったわちきだすが,果たして今日は会場にいけるか…

 データのクオリチー

G.C.W.氏のブログを読んで,あらためて書誌の質について考えてみたいとおもた。 タイムラグとか作成量についてはさかんに話題になるけど,質については,わちきは昔から口をすっぱくして言ってきたつもりだけど,他の人が言ってるの聞いたの(読んだの)はじ…

論の論

あとは, 書斎の博物誌 / 海野弘. -- PHP研究所, 1994.5 840円 地図の記号論 : 方法としての地図論の試み / 津野海太郎ほか. -- 批評社, 1990.1 1500円 末尾の掘純一「「地図論」論」が読みたかったのだ。各disciplineについてメタレベルで把握するというの…

司書監とは?

図書館の今 / 住谷雄幸. -- ぱる出版, 1993.7 この本は… 予想に反しておもしろい部分あり,また,ヘンテコな部分もあり,まー総じておもしろい まず著者名よみ。「すみたに・たけし」って読むみたい,とても読めないが… 著者略歴をみると 1926生まれ。国立国…

カタログ論の本と某図書館の間違いカタログ

次は, 展覧会カタログの愉しみ / 今橋映子. -- 東京大学出版会, 2003.6 1500円 これは型録論の本。出た当時,わりと誉められてた。たしかに美術型録についての本というのはめずらしい,というか,これが初めてか。 ('0'*)アッ! また主題標目まちがえてるよ…

今日は新宿でデパート展

なにか拾えるかなぁ(^-^*) むかーし,そこで 浄法寺朝美「日本防空史」1万 を買いのがしたことを思い出した。相場は1万5千円以上 〜〜〜 なんとかエレベータの最初のに乗り込めた。またもオヤジの海だった(^-^;) いろいろ拾えた(^▽^)/ワーイ 日本文…

フリーダム展行ったよ ぜんぜん拾えなかった さすがに3日目じゃむり?

 OPACを簡易人名辞典として使う(つづき)

このまえのつづき ほんのちょっと有名な人がいちばん調べづらい話はしたよね。 ところが,NDL-OPACにはそこいらへんの人の最低限の情報がわかるようになっているのだ。 それは生没年の表示 なにか書き物をした人ならば必ず あそこはいちおー納本制度で広く本…

マジメ系図書館員ブログについて

それなりにまともな論議をしているのだから,新聞やら業界誌やらに出てくればいいのに,というのが正直な感想だす。 ネットで匿名でやるんならば,わちきみたいに投書したって絶対に載らないようなネタをやるとか。そーゆー,ネットでなけりゃならん,とゆー…

結局

あらゆるものが党派性をまぬがれ得ないとすれば,むしろ,あらゆるものの党派性を明らかにすることによって,間主観性にたどりつきたいと思うのだ。 で。 予告します… 図書館業界の各党派について… 書きますです(そのうち… むむ〜 けど怖くなってきた… 剣呑…

 図書館員系ブログを読んでみた

roeさん(図書館員の愛弟子,ブログ主)のカキコに触発され,まじめな図書館員方のブログをたどってみた。 今までなるべく読まないようにしてたんだけど。 なかでおもしろかったのは,G.C.W.氏のもの 図書館問題研究会の主流派と意見があわなかったというと…

ヒトラー最後の12日間を見る

似てる似てない すぐに似てる似てないの話になるが,ヒトラーは似てる。ゲッベルスはちと似てない。エヴァブラウンってこんなにオバサンだったっけ? ゲッベルス夫人の「非ナチ化された社会では生きていけない」という言葉が印象に残った。うーん,潔癖そう…

朝日にまた投書 追撃2

なんちゅーか,朝日新聞は図書館が好きなんすねぇ。また船橋西についての投書を載せたよ。図書館が好きで児童pornも好きな朝日… 「蔵書の廃棄はプロのおごり」というタイトルで私塾経営者が投書 私も,その司書にはおそらく「子どもたちによい本を」という強…

キントト文庫で

がまんできず,また神保町へ行ってしまう。 というのも,昨日キントトで立ち読みした雑誌が欲しくなってしまったのだ。 『貸本文化』の端本を数冊。1980年前後の。 戦前の文書管理の本も勢いで買ってしまう。移転のご祝儀買い。移転でほんのちょっぴりだけど…

古本屋を廻りすぎて,ちょと疲れ〜 とりあえず書目のみ古本売買の実際知識 / 大鳥逸平. -- 古典社 これは昭8のを 雑書雑談 / 増田渉[他]. -- 汲古書院, 1983.3 800円 大橋新太郎伝 / 坪谷善四郎. -- 博文館新社, 1985.8 古本用語事典 / 久源太郎. -- 有精堂…

ここんとこ図書館政治ネタばかりで… ココロが荒んでるのかな?

本を読まない図書館員はバカになる

図書館言説をながめていると,実は最近の図書館員は本を読まないのではないかと思えてくる。 図書館雑誌などの記事をみると同主題の先行文献に関するリファー(参照)がほとんどといってない(むかしの記事にはきちんとあったぞ)。 こんど出たある図書館本…

今日は古本市はどこでもやってないけど図書館本ゲットの予感

昨晩,日本の古本屋を検索してたら,掘出しはっけーん(^-^*) 確認メールによれば,どーやら在庫はあるよーだ 図書館の統計 / 小畑渉. -- 蘭書房, 1953. -- (新日本図書館学叢書 ; 第6巻) 1000円!某書店では5000ですが(^-^*) 小畑, 渉 (-1958) ‖オバタ,ワタ…

戦時図書館本到着ス

青少年の読書施設 / 佐藤忠恕. -- 大日本出版, 昭和18 これは目次をみてとってもとっても期待したんだけど,本文レベルで残念。先行文献のツギハギでしかない(・_・; もし目次どおりのキチンとした本が書けていたら奇書になったのになぁ残念無念 NDCが,019.…

『古書通』をパラパラみたら…

先日,2000円ほどで入手した『古書通』をパラパラみたら,オモシロいとこがいくつか 蒐集癖が昂じると狂にちかくなる。あれが欲しい,手に入れたいとなると,是が非でも欲しくなる。夢に見る位はまだおろかの方で,ずつと進むと盗みかねなくなる。上野の図書…

船橋西図書館の事件の陰で

被告をビミョーに擁護する投書は… 専門的には追撃となる 世に喧しい焚書事件。本日の朝日にある大学院生の投書「図書館の本を廃棄した心は」とゆーのがあると教授さる。投書をした人は被告に会ったことがあるそーな。 彼女[被告]の行為は違反である。 しかし…

およ,朝日に図書館政治ネタが

児童ポルノについて社会面にデカデカと。朝日は児童ポルノや図書館が好きなのだなぁ。 成人ポルノと図書館についてはかつて書いたけど(^-^*)ね。 このまえの船橋西の焚書事件についての最高裁の判示など,今年はたてつづけに図書館政治ネタがつづくなぁ。 図…

附論 なにかを開発するときに(よくばりな)日本人がよくやる間違い

一般に ある用途で開発されて優れたものは,結果として他の用途にも使える ってことはあるけど, なんでもできるように開発されたものは,なんにもできない失敗作に終わる のだ。 これは,さきの大戦における軍用機開発に照らしての経験則。 軽戦(軽い戦闘…

OPACを簡易人名辞典として使う

1960年代以来,日本の図書館界は目録をないがしろにしてきたんだけど(偉大なる「中小レポート」を参照せよ),その目録大系のなかに名称典拠(name authority;人名典拠とも)というものがある。わかりやすく言えば,同姓同名でちがう著者を識別できるよう…