書物蔵

古本オモシロガリズム

朝日にまた投書 追撃2

なんちゅーか,朝日新聞は図書館が好きなんすねぇ。また船橋西についての投書を載せたよ。図書館が好きで児童pornも好きな朝日…
「蔵書の廃棄はプロのおごり」というタイトルで私塾経営者が投書

私も,その司書にはおそらく「子どもたちによい本を」という強い信念があったのだと考える。その信念の強さが,悪書は廃棄すべきだという極端な結論を導いたのではないか。

あらあら,議論が児童書の価値論批判になってってるねぇ。予想どおりでおもしろいぐらい。
当該司書にはまったく同情せんけど,議論としては価値論批判にもってくのはまちがいだとわたしゃ思ってるのだ。けど,それを明らかにするには論議の補助線として館界左派(自由派)の思想的怠慢をたたかねばならんし,めんどくさいなぁ…
自由派は狂ったように本をだしつづけたけど,あんま思想的に深い本ってなかったよ。横のものを縦にしたもんばかり…
わちきが,ああ,この人,自分で考えようとしてるなー,と思ったのは次の自由派とは一線を画して書かれたもんだけ。
図書館の自由と中立性 / 山下信庸. -- 〔山下信庸〕, 1983.8
この,山下, 信庸 (1906-) ‖ヤマシタ,ノブツネさん,もう死んじゃってるよねきっと。この人は,国会図書舘の収集畑の人。