書物蔵

古本オモシロガリズム

2009-06-01から1ヶ月間の記事一覧

ルソン島から

百式司令部偵察機の胴体に「便乗」して、従軍記者だった今東光がルソン島から脱出する話を。 地獄のルソン島から台湾に空路たどりついたら、日常生活そのままだったので、びっくりした話。 しかし、戦後60年、日本人はちーとも変わっておらんの(´・ω・`) どこ…

昼すぎ

友人Cより架電。驚愕の事実を知る。それで数年来の疑問が解けた。けど、まあ、どーでもいいんだけどその子は。 深夜、家人にその手の話をば、したらば、なんだかウキャーと言っていた(=゚ω゚=) あんまり話しすぎたか(^-^;) やはり女どもは男どもとずいぶん違…

『パプリカ』を視聴す。

パプリカ [DVD]出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント発売日: 2007/05/23メディア: DVD購入: 3人 クリック: 145回この商品を含むブログ (392件) を見るこの前、「時かけ」のDVDの宣伝で見たんで借りてきたんだけど、なかなかオモシロかっ…

図書館事業の課金問題

金沢文芸館の貸出停止 あの、道の角に立ってる元銀行だったっけ。 ネットの一部で金沢文芸館(金沢市)の貸出停止が話題となっている。 金沢文芸館では年間観覧券(一般1千円、大学生500円)または市文化施設共通観覧券(2千円)を持つ人を対象に館内図…

図書館員、カネとチカラは…

ちょっと前、google bookについての記事を見てたら、オモシロい断片を拾った。 今日の研究図書館、バーチャル図書館にも、原則と現実との矛盾は、18世紀と同様、存在するのだろうか。私の同僚の一人は、パーティに出席すると、慇懃無礼にこうたずねられるこ…

2冊目の本:『青少年読書指導』と『読書遍路』

あひまをみて、神田の古書会館へお忍び といふのも、目録で、なんと2冊目の「せーしょーねんどくしょしどー」を買ってしまおうかと(^-^;) いいのか(^-^;) いや、目録によれば、線引きアリとのことだったので、逆に資料的価値があるかと(=゚ω゚=) なんてわち…

図問研は左翼か?

んー、アタラシさんがわちき宛とおぼゆるエントリを図問研ブログにUPしてくれたやう。 図書館問題研究会やその会員をサヨク的だと認識している方もまだ一部にいらっしゃるかもしれませんが いや、このわちきが今でもそう。いらっしゃるですよ(・∀・) だって…

裏川大無、つとめがダイナシ

ほかのことを調べていたら、オタどんが見つけてきた戦前の雑誌創刊号コレクター・裏川吉太郎の受難が出てきた。 どうしたのか、戦中の「歴史と文学」と称するかなり趣味的な雑誌が今手許に残っている。発行者は私と裏川吉太郎ニ名。 その裏川氏が別冊として …

かへったら

図書館講習所から手紙が届いていた(・o・;)

DVDアニメ

アニメ版 時をかける少女作者: 筒井康隆,「時をかける少女」製作委員会出版社/メーカー: 金の星社発売日: 2007/04/01メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 14回この商品を含むブログ (15件) を見る『千年女優』視聴す。うーん(゚〜゚ ) 技巧がさきでちとすべっ…

近代日本書誌学についての書誌に代替できそうな…

上記の『近世国学者による図書館設立運動』落合重信だけど、これはタイトルは著述内容を代表してないんだよね(・∀・`;) それで最後に掲げられている次の文章が埋もれてしまっていて、惜しい。 じつはこの論文集、「図書形式学のねらい」(p.75-122)がイチバ…

どこへ行ったの裏川創刊号コレクション

わが友故裏川大無はデディケーションの形を二千数百も集めていた。(略)裏川氏は雑誌創刊号の収集家をもって聞えたが、この方面のマニアであった。しかしその収集も今はどうなったことか。 (近世国学者による図書館設立運動 / 落合重信. -- 神戸学術出版, …

クスダッチ

クスダッチの詳細年譜を作成中 と、あることに気づく にゃーんだ。巡礼だったのね。

100年の時をへだてて、「最初」の古書展2つ

東部古書会館での即売会(2009年) 東部古書会館で行われるという「泪橋展」。これって、東部古書会館で行われる初めての一般人向け古書即売会なのではないかと思うのだが、きのふ、古書会館に行ったらあっさりとわかった。 すくなくとも主催者判断では初め…

浄土計画 登場人物紹介

サテ、だれがだれでせう(・∀・) さごじょう

けふの朝日

佐野真一に、ほぼまるまる1面をさいて、貸出至上主義図書館を批判させているのにビックリ(×o×) 最近、朝日は図書館に興味があるのだのー(*´д`)ノ って、実は日経がすでにそうなってをるというのは公然の秘密

ちょっくら

つくばまで行ってくるべいか ってきのふ友人に話したら、「どうぞ」と。これは「どうぞ、おひとりで」の意味ね(^-^;) 追記 行きました帰りました(*´д`)ノ 「つくば駅」から歩いてすぐの西武の催事場でやってた。てか、駅の周りにはあまり他にものがない(東…

佐藤卓己『ヒューマニティーズ歴史学』を読んで

感想みたいなもの、ってか、気になったところを。 おそらく客観的な歴史には到達できないであろうが、いまより一歩でも二歩でも客観的な歴史に向けて議論することはできる。それこそが歴史ゼミナールの精神である。(p.9) うん、これは最近、日本図書館史研究…

山下武

山下武氏が没したと退屈さんのブログにあった(*゜-゜)

トンデモ図書館雑誌

かへったら、『レ・ロマン』(1)-(3)が届いていたo(^-^)oすでに(4)を持っているから、これで大ぞろいか(゚∀゚ )アヒャ って、この雑誌はね。 トンデモ図書館雑誌なのぢゃo(゚ー゚*o)(ノ*゚ー゚)ノ

渋谷国忠は…

戦後の楠田五郎太だった(×o×) たった今(深夜)、渋谷国忠が、ものすごく頭のいい人であるとわかった(゚∀゚ )アヒャ 楠田の失敗をすべて回避し、さらに戦後の図書館法ワールドの教条主義をも回避して、第二の楠田となったのが渋谷だと、いま、わかった。 いやー…

さういえば一部屋古本市

手許にある『路上派遊書日記』p.306によれば、南陀楼さんと初めて会ったのは2005年9月のある日なわけぢゃが、よく読むと、退屈男さんと南陀楼さんもその日であったということがわかり、びっくり。あたかもわちきが道に迷っていなかったかのように書いてある…

ある公共図書館(つづき)

さきつる相互貸借依頼は、結局、かへり途に中図書館があったんで、そこの(比較的)空いていた返却窓口にむりむりネジ込んだ。 ってか、受託職員だったので、たいへん腰をひくくしてもらい、とりあえず受理された。 これでクスダッチ研究が一歩前進するか? …

『書病攷』2万円也

このまえ、つれづれに「日本の古本屋」を引いていたら、のけぞった(^-^;) 書病攷 沢田謙吉、昭17、カバー初 含図書の害虫を防ぐ本草(台北刊・蔵印有・カバー補修有) あきつ書店 18,900円 けど、蔵印有ってことは、誰かが持ってたのね(σ・∀・)σ 誰だ?! こ…

新宿展

『スムース』2万円 ショーウィンドーに1のみ欠の『スムース』揃いが2万円で出ていた(・o・;) 三月書房の増刊号があったとは知らなんだ(・o・;) 現世さんが出したもの。さういえば、「こんにちは!」と、sedoroさんに古書展であいさつされたのは今回が初めて…

エロ

友人Cより架電。 はやくこっちの世界においで いまからおしえてあげる こんなことを言うオニャノコがほんたうにゐるんだなぁと、ある意味、感心す。 いや、友人Cがそう言われたということ。 モットー さらに 「白い本でも黒い本でも答えが出る本がよいレファ…

古書展

新興店は短冊や和本ばかりだからなぁ…と行く気が失せておったが、高円寺の方、均一展だったのね(・o・;) 古書会館でもらったカレンダーに載っておらんから、今週は高円寺ないのかと思っちゃったよ。いしゅういち氏のカレンダーが関西版になってから超不自由…

ある公共図書館で、調べものをしようとしたが故に、非道いめに遭ふ

事件の証拠を集めるべく、某県からOPAC上では相互貸借可能な本を取り寄せんとしたのだけれど、結局、数時間かけて自治体内の3図書館を觔斗雲で駆けずり回った挙句に、あきらめた。 最初に中央図書館機能をもっとるところに電話したら、「どの館でも取り寄せ…

昭和10年に…

いま、佐藤卓巳佐藤卓己(たくみ)先生の『歴史学』を読んでをる。 これはイイ本。 わちきも、1980年代に持ってをったアカデミズムへの信仰心が久方ぶりにすこしウヅいたですぢゃ!`・ω・´)oシャキーン わちきの好きなランケ史学 各時代は神に直結してゐるで…