書物蔵

古本オモシロガリズム

浄土計画 登場人物紹介

サテ、だれがだれでせう(・∀・)

さごじょう

 せどらー。漫画研究志望者。数年前、砂金の粒のごとき図書館本をゴクウにもたらした。お宝本が眠っている場所を知っているのではないか、とゴクウに勘ぐられ、浄土行きにまきこまれた。

孫悟空

 図書館史トリビア愛好家。今回の浄土計画のいいだしっぺ。浄土へ行けば、悩みが解決すると思い込んどるそそっかしや。いつも、めずらかな図書館本をわしづかみにするという妄想にはまっている。キントウンを乗り回し、サイコキネシスで古本をとりよせたりする。ひそかに日本主義図書館学の復興を狙っている。

三蔵法師

 特殊趣味家。蒐書家。悟空を戒めるのをいつも忘れぬ人。悟空がトンデモ図書館史について思いつきの妄想を述べると、「その部分は(文献)実証されてないですね(σ・∀・)σ」などと、即座にキンコ経を唱える。唐沢なをきに帰依しとるらしい。

猪八戒(友情出演)

 文字通りの書林の中にあるけものみちを放浪している。今回は西方へ旅立つゴクウと三蔵にアドバイスを与える。

金閣

 蒐書家。トンデモ大家で、あらゆるトンデモ説を自在にあやつり、ミユ大陸を復活させる寸前までいったとも。ナチス地政学ハウスホーファーのお友達。ゴクウの尻尾をつかんでやろうと、最大の関門、下鴨神社で待ち受ける。昭和19年に解散したスメラ学塾の再結成を秘かにたくらんでいる。