書物蔵

古本オモシロガリズム

創刊号

大塚文庫の終焉1992

「東京・世田谷の大塚文庫(創刊誌図書館)が閉館/企業、自治体の支援離れで」『読売新聞 1992.11.24朝 p.30 閉館したのは東京都世田谷区喜多見の「大塚文庫」。人材紹介会社を経営する大塚正基さん(68)が自宅の一部を開放したものだ。(略) 最終的に…

やはり「創刊号」という言葉は明治末から あわせて「ゆにかねっと」のtips

雑誌として目録を取られると、図書館目録法でいう転記の原則から巻号ははずれてしまう。だから図書館目録で創刊号という語の初出時期をさぐるのはむずいのではないかと以前いったが。 ゆにかねっとのタイトル検索で、単行本扱いで所蔵されとる雑誌の巻号が引…

創刊号コレクションの意義 2

200部しか刷られなかった(というのも、もともと古書店に重複チェック用で配布するためだったため)『雑誌・創刊号蔵書目録:昭和59.12.1現在』 大塚文庫 1984.12 の序文に次のような文章がある。 「霧の中」の創刊号コレクション:明治以来の発行雑誌は何点…

創刊号コレクションor創刊号一覧

『蒐集 第1号』 神戸:朝倉書店 1929.1 B6 絶版書目、創刊号 ※千代田図書館蔵 東京堂小売部「明治大正昭和新聞雑誌創刊号展総目録」『東京堂月報』17(2) p8-13 (1930.2) ※【採録年】慶応2‐昭和4.12 【規模】1804点 【会期】昭和4.12.29-5.1.15 「新聞雑誌…

「創刊号」コレクションの意義とは?

もう半年もまえの話であるが、古書合戦をやった。金沢文圃閣主人、森さん、それに友人Aがせどり御殿にて茶話会を。書誌談義が果てしなくもりあがり、さらにご主人にヱを見てもらえたのもよかった(^-^*) いつまででも話していたかったけれど…(* ゚ -゚) そん…

「創刊号」の語誌

「創刊号」といふ言葉はいつ頃から使われ始めたのか? 半年ほどまへ、雑誌の創刊号コレクションの意義(といふか機能)につきて森さんと話がもりあがったことがあって、そン時、記事をまとめたのが、保存されとらんで、すっかり放り投げとったのだが、ここに…

どこへ行ったの裏川創刊号コレクション

わが友故裏川大無はデディケーションの形を二千数百も集めていた。(略)裏川氏は雑誌創刊号の収集家をもって聞えたが、この方面のマニアであった。しかしその収集も今はどうなったことか。 (近世国学者による図書館設立運動 / 落合重信. -- 神戸学術出版, …