書物蔵

古本オモシロガリズム

2015-06-01から1ヶ月間の記事一覧

軍人上がりの図書館長・

こんなんが出てたとはΣ(゚◇゚;) 岡長平 著. 岡山県立図書館長・武藤正治事績. 岡長平, 2014.11. 13p ;Y93-L5361

エロ雑誌を中心にしたサークル

生きる : 私も書くことができる / 山田うた子 著 理論社 1961 (リロン・らいぶらりい) 大崎 うたちゃんが入院したのは、いつごろだったかな。 鎌田 昭和二十七年九月です。 大崎 すると松川事件の佐藤君や武田君と同じ頃なんだね。病院の読書サークルがのび…

レファレンスの思想

.@shomotsubugyo 図書館にゃ、妥当な答えを考える材料(materials)はあっても、正しい答えが書いてある本(Bible) なんか1冊もないよ。ってかそこにおいてはバイブルもマテリアルになってしまふ。それが近代図書館のコンセプトなのに、日本のみんなは正し…

dae

〜”総会屋荒し”に似た”会社ゴロ”には一部の興信所、私立探偵社という一群のグループがある。彼らの手口は”総会屋”とほどんど変らない。一昨年八月警視庁にあげられた中央区日本橋本町一一、東京興信所小泉源助(五四)は約二年間に一流会社ばかりから一千万…

文献めも

「自費出版歌集の末路」『歌壇風聞記』歌壇風聞記社, 1937. p.68-71 個人で出すもの 委託出版のうち一個人が発行主体となるもの。 私人の集団(同人)や法人(会社など)が発行主体となって委託出版するものは、同人雑誌や社史と呼ばれるが、これらの類型は…

ナカバヤシ製本の沿革

http://www.nakabayashi.co.jp/company/profile/history.html

「自費出版」をめぐる概念整理

先行文献 自費出版編集者フォーラム日本自費出版史刊行委員会 編. 日本自費出版史 : 一九〇三-二〇一二. 自費出版編集者フォーラム, 2013.10. 221p ; ISBN 978-4-9907399-1-1 : 大島一雄 著. 歴史のなかの「自費出版」と「ゾッキ本」. 芳賀書店, 2002.1. 294…

「自費出版」の用例

新聞から 朝日新聞 1908年7月26日 朝刊 5頁 東京 2段 記事 「不振会とは掬ちょう、春葉等が組織した文士の自費出版の団体で」 書籍から やっぱり、グーグルブックスは偉大なり。あっさりと用例が見つかる。人文系の学問ジャンルでは、文学史、言語学、一般史…

日本「自費出版」の概念史

このまへ日本自費出版史を拾ったのぢゃが、基本、自費出版という言葉でひっかかるいろんなかとを年表形式にまとめたものだったので、雰囲気はわかるんだけど(とくに昭和50年代以降、新聞記事の紹介が多くなるので)、いまいち自費出版の全体の流れがよくわ…

日本自費出版史

ヘロヘロになりながら原稿提出(~o~) 我乍ら、一文の得にもならんもんを、やうやるのーとあきれるが、これも世のため学問のためと思ふ。 まあでっち上げで完成度が低い割には方向性のよいものが書けたのがせめてものなぐさめぢゃ(^-^;) 電信にて提出し、や…

新宿展で買ったもの(^-^;)

めづらしく今朝の夢は、オニャノコとおデートする夢ぢゃった。最初、よく行く喫茶店のとっても無愛想なウェイトレスなんだけど、途中で某院生に変わってた(^-^;) 体調いまいちなれど、またもや古書会館に進出す。 社会運動をめぐる一印刷労働者の思い出の…

神戸市立図書館★図書出納所

神戸市立・図書館★図書出納所なるものに入札してみたo(^-^)o 左にみえる書架が、戦後でいふ「パチンコ式」(当時は「半開架」)になっていることがわかり これこそ、絵葉書の効能ぢゃ と思ふた。 ってこの映像はオクの見本なので、現物が落とせればも…

烏森あたりでシュッツを

高速鉄道の中で読むのは、坂本篤『『国貞』裁判・始末』。ちやうど、斎藤昌三が烏森の芸者を誰かととりあったとか、やはり烏森の芸者で古書マニア(社会主義文献コレクターだった)花園歌子*1といい仲だったとかなんとか読んでたところだったので、新橋ステ…

日本経営史学の発展段階から日本図書館史学の発展段階を考へる(^-^;

「経営史学の50年」を読む いやサ、なしてこがいなもんにキョーミがあるのかっちゅーと。 もとは本の分類の際に、おなじ対象で、産業史と経営史で分類を置きわける必要があるのかっちゅーとこからなんだわさ。 その点で、この研究展望満載の本のうち、 武田…

論文の書き方本に「レファレンス」の重要性が

日本には、レファレンスの重要性を理解していない人がたくさんいるようだ。街中に出回っている本の中にも、内容を考えると当然レファレンスが行なわれていなければならないにもかかわらず、行なわれていないものが多い。また、レファレンスが適切に、あるい…

法文だけぢゃワカラナ〜イ(σ・∀・)σ:明治大正期の実務参考書がキモっ(o^ー')b

キョーカショに三類型 出版警察がらみの解説本には3系統あると書誌鳥に。 内務省のキャリアが書いたもの 内務省のノンキャリや警察署員が書いたもの 学者が書いたもの で、思想の自由のからみで、いままでさかんに1や3が復刻されてきたけれど、出版史研究と…

国際環境の変化と法制史

先ほどのわちきの「明治末から大正期の出版法制解釈って、わりと穏当で。」「明治、大正期は、わりと官僚もまともでのんびりしてたんだなぁ」に対して、森さんから電信。 その通りですが、背景にはあまりのどかでない理由もあったかと愚考します。と言ふのは…

新聞整理用語メモ

直接は使えないにしても、版面を編成、整理していくためのノウハウ本は、来るべき新聞紙書誌学に使える題材満載なりヾ(*´∀`*)ノ゛ いま手許の、 新聞整理の研究 の巻末用語集から関係用語を抜出してみる。「 」内は引用部。 決まりもの:「毎日必ず掲載する…

✺◟(∗❛ัᴗ❛ั∗)◞✺

気付きを記してをけ、と森さんがいふので。 新聞を読む際の、記事ジャンルや面に関するリテラシーの話。 近代はじめ、日本に新聞なるものが出来た頃、新聞は表裏1枚の紙ぢゃった(バタビヤ新聞の類の先駆的和装本形態はこの際、のぞく)。だから、新聞の発…

H語録

ん?(・ω・。) よく考へたらH語録ではなくて、友人Cの見聞録かぁ(^-^;) マイクロを運んでったら、 ひさしぶりー(*°○°*)♡! と云はれたとぞ(σ・∀・)σ

けふはお籠り

きのふ書誌鳥に一緒に飲まうやうと架電したら「締切ずいぶん過ぎてますが…」と言はれたc(≧∇≦*)ゝアチャー しかし稿料も出ん同人誌みたいなのによく書くのぅわちきもo(^-^)o イヤさ、それが世のため人のため! なによりわちきがオモシロいからぢゃ〜ヾ(*´…

三十六人の好色家 : 性研究家列伝 斎藤昌三 著 (創芸社, 1956)