書物蔵

古本オモシロガリズム

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〜”総会屋荒し”に似た”会社ゴロ”には一部の興信所、私立探偵社という一群のグループがある。彼らの手口は”総会屋”とほどんど変らない。一昨年八月警視庁にあげられた中央区日本橋本町一一、東京興信所小泉源助(五四)は約二年間に一流会社ばかりから一千万円近くの金を巻上げていた。ささいな会社の不正を探り出して、これを種に会社をおどし、強制的に興信所の定期刊行物を買い取らせた。刊行物とは名ばかり、紙切れ一枚が五千円というからすさまじい。賛助金という名目で大口に五万、十万円の大金を巻上げていた。
「暴力新地図(写真付)=総会屋」『毎日新聞』(1956.8.12朝)9頁

父が国際語であるエスペラントに凝り、母がキリスト教社会主義者であった。その結果がこれである。国際主義の意、と聞かされた。タケダ・ヤスミと読む。だが大方は、ヤスマン、ヤスミツ、ハッシュウマンと読む。
武田八洲満「正真正銘の本名(私の名前)」『オール讀物』30(11)p67(1975-11)

伯父が松下芳男(日本軍制史家)だという。