書物蔵

古本オモシロガリズム

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気付きを記してをけ、と森さんがいふので。
新聞を読む際の、記事ジャンルや面に関するリテラシーの話。
近代はじめ、日本に新聞なるものが出来た頃、新聞は表裏1枚の紙ぢゃった(バタビヤ新聞の類の先駆的和装本形態はこの際、のぞく)。だから、新聞の発行数は、「○部」でなく「○枚」と数えたのぢゃ。それはともかく。
おそらくこの1枚オモテ・ウラの時代に、担当記者=面≒記事の、「硬派」「軟派」の分類はできたのであらう。
いままでの新聞史は、新聞紙といふより新聞を、また容れモノよりもコンテンツに注目してきた。なので、新聞〈紙〉の形式学といふのが、これから必要にならむ。

地方版、ラジオ版など、特定面のことをなぜ版といふのか?

面、欄、コラム