書物蔵

古本オモシロガリズム

2007-04-01から1ヶ月間の記事一覧

久々に早稲田で掘り出し(゚∀゚ )

たまっちまった本を売りに早稲田に進出す。 同行者に「ぞろぞろ歩いている若者はなにか?」と聞かれ、「あれは、早稲田名物。大学から馬場まで学生は歩くことになってをるのだ」と説明す。 某店にてひきとってもらう。雑本ばかりなのに5000円でありがたし。 …

災い転じて福となす 附.三つの調査部門

いちどならず2度までも、センスのなさをこきおろさせてもらった索引官僚さま(んなもん消えちまったとわかっててゆーのだが)。 それが担当しとる、国家財産たる「(国会図書館の)雑誌記事索引」、それも、データ内容について、(寡聞にして)はじめて論壇…

コミュニケーション論

いったん根拠地へ戻って再度、東神奈川へ進出ス 以印刷代筆写 反町古書会館で久しぶりに拾う 「藤原恵文庫」目録 / 朝日新聞大阪本社調査部. -- 朝日新聞大阪本社調査部, 〔1945〕 1500円。 日本新聞学のコレクション。昭和20年8月に出されているのだが。。…

高円寺で

乗杉嘉寿遺文集 / 乗杉恂. -- 乗杉恂, 1995.8 2000円 大原社会問題研究所三十年史. -- 法政大学大原社会問題研究所, 1954 1200円 あと、乙部泉三郎の「泉式速記法」の、なんじゃこりゃな本(゚∀゚ )アヒャ 200円 乗杉嘉寿(異色の文部官僚)は社会教育系の文集もで…

レファレンスと書誌(1)

あるときある場所で わちき:専門書誌の作成って、じつはレファレンス業務そのもの(ないし其の一部)のことだったんだねぇ(*´д`)ノ 友人C:おなじことを、ちがう言い方で○○さんが言ってましたよ!(゚∀゚ ) 本来なら未知文献の検索に必須の、分類・件名が整理オ…

あれま! 雑索のことが一般誌に!(・o・;)

「国立国会図書館検索システムに開いた巨大な穴」などという、おどろおどろし表題をもつ記事が、『正論』に載っておった(・o・;) よく読んでみると。。。 (かきかけ

「アーカイブ」を「文書館」と訳したのはほんとに図書館員なのかなぁ

このまえ、日本レファ史年表にでてきた鈴木賢祐(すずきまさち)についてググったら、 昭和27年(1952)、旧萩藩主毛利家から山口県へ、藩政時代の文書である毛利家文庫が寄託され、県立山口図書館へ収蔵されました。この時既に県立山口図書館には戦前の県史…

一燈文庫

外交官の履歴についていちばん詳しいという『日本外交史辞典』で、ちょっと調べてみた。 市河彦太郎 いちかわひこたろう 1896-1946 静岡県生 1920東京帝国大学法学部卒 外交官 天津 ロンドン カルカッタ シカゴ フィンランド 1937.7 文化事業部第三課長 1937…

神田で

これを拾う。 外来語の語源 / 吉沢典男,石綿敏雄. -- 角川書店, 1979.6. -- (角川小辞典 ; 26) 1200円。 図書館学的な評価を知りたいのだが。。。 レファ本のレファ本といえば、『日本の参考図書』 (かきかけ この新版 だから、和羅辞典は載っていても、羅…

反町茂雄、中田邦造に感動す

東京都の衣料品買上げ予算を、典籍買上げに転用させ、そしてそれを反町に運用させ、貴重な書籍を戦火から守った話は有名。 1980年8月の『図書館雑誌』(p.382-)に反町茂雄が書いているのを読んでみた。 〔昭和20年〕2月下旬の一日、日比谷図書館から電話が…

歴史で使うとこだけNDC4次区分を書いて見る。

NDC

悪の制度!中央図書館の一覧をつくろうとしてNDCをつかってやれ、と思ったんだけど… ググっても、NDCの4ケタ以上の表ってのはどこにもないんだね。 おおかた協会の分類委員会が抱え込んでおるのだろー。TRCやニチガイ、NDLやNIIから著作使用料を徴収するつ…

図書館においてICタグは必然か?

BDS

『新文化』(2007/3/22)p.1に「ICタグ、残る課題は「必然性」」という記事 ICタグの研究は、書店が万引き防止のためにソースタギングを求める声に応じて始まったという経緯がある。(JPO広報委員・永井祥一氏談) という。経産省資料によると一店舗あたり被…

大東亜図書館学、大東亜トンデモ学に敗北せりっ!

いつのまにかアクセス数で神保町のオタさんに抜かれとる(・o・;) きっと、「大東亜図書館学」より、「大東亜トンデモ学」のほうが読者のココロをムギュっとつかむからだのぅ(でも両方とも、略すと「大東亜ト学」になっちゃうのだ(・∀・)ニヤニヤ)。 わちきもム…

ある人名事典についてご注意

オタどんも使っておる人名事典。 近代日本社会運動史人物大事典 / 近代日本社会運動史人物大事典編集委員会編. 日外アソシエーツ, 1997 これ、1万5000人(項目中も入れると2万を越すという)もの人物が、立項されている労作。 なんだけれども… 中田邦造を引…

石原莞爾のマルクス神社!

風呂んなかで、読了 ある科学者の戦中日記 / 富塚清. -- 中央公論社, 1976. -- (中公新書) どっかで安く拾ったもの。 この人は早くから敗戦を予想してたんで、日記もオモシロ。 兵器開発はテキトーで、全国各地で生活の科学化を説きまくり。 マルクス神社! …

『文献継承』(第10GO)が送られてきた(・o・;)

古書肆の金沢文圃閣からパンフがたくさん送られてきた(×o×) このパンフは、わちきも予てから読みたくて、書誌鳥さんにムリを言ってバックナンバーを送ってもらっていたもの。 文献継承 / 金沢文圃閣 [編]. -- (AA1206374X) 1号 (1999.7)-. -- 金沢 : 金沢…

Hisakoさんめぐりあい記念

ということで、今日一日ぐらいは拙ブログをパブリックモードにするですよ。