書物蔵

古本オモシロガリズム

雑索

目次情報の精確度:国会デジデジとざっさくプラスを比較

ちょっとオモシロな計測をしてみた。 かずかぞえ(σ^〜^) わちきが秘かに○○○○を集めていることはここだけの秘密ぢゃが、この雑誌、巻頭に書斎探訪の写真がある。んで、ここに117名が書斎の写真に写ってをるんぢゃが、皓星社の目次DBではさすがに総目次など…

「新雑誌X」は大宅文庫にありやなしや?:戦前総会屋史文献探索の事例から古本者の存在意義について考察する

ヌートリアさんからの通報で、あんなに探し回って出てこなかった総会屋の歴史についての記事が「新雑誌X」(の別冊)にあるという。 まづもって、びっくりし、「(|| ゚Д゚)ガーン!」 「あんなに合理的な検索をしたのになぁ(=゚ω゚=)」とか思ふたことですよ。 参照…

「「雑索」は欠陥索引に近いもの」

やうやっと。 やうやっと、まともな「雑索」批評を見たよ。 菊池 しづ子「一般誌を対象とする記事索引の現状」『学習院女子大学紀要』(7), 21-33, 2005 http://ci.nii.ac.jp/search?q=%E4%B8%80%E8%88%AC%E8%AA%8C%E3%82%92%E5%AF%BE%E8%B1%A1%E3%81%A8%E3%8…

『マンガ文献研究』が雑誌記事索引に採録されたようである。

猫猫先生並に国会の書誌データに目ざといオタどんが、そのうち出てくるだろうと予想していた『マンガ文献研究』の目次情報が、雑誌記事索引で引けるようになったようであると、有泉くんからのメールで知った。あわててみてみると、たしかにでてくるΣ(゜∀゜;…

雑誌記事の見つけ方

忙しいのに逃避でこんなエントリを書いてみた。 〜〜〜 「雑誌記事索引」(periodical index)についてまとめ ここでは、汎用性のある分野横断的な記事索引について紹介する。新聞記事の索引については一応、別のツールとして理解するほうがよい。分野限定的…

国会の雑索がなぁ。。。

(http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20070928/p4)のつづき。 オタどんが猫猫先生に教えようとしていたことが判った。 蟻二郎(あり・じろう)「ヨーロッパ文化の“ゴミ捨て場”にある宝石:アメリカ文学者・蟻二郎氏インタビュー(本の世界)」『朝日ジャ…

災い転じて福となす 附.三つの調査部門

いちどならず2度までも、センスのなさをこきおろさせてもらった索引官僚さま(んなもん消えちまったとわかっててゆーのだが)。 それが担当しとる、国家財産たる「(国会図書館の)雑誌記事索引」、それも、データ内容について、(寡聞にして)はじめて論壇…

あれま! 雑索のことが一般誌に!(・o・;)

「国立国会図書館検索システムに開いた巨大な穴」などという、おどろおどろし表題をもつ記事が、『正論』に載っておった(・o・;) よく読んでみると。。。 (かきかけ

キャノンの図書館学書誌のお知らせ

「図書館に関する雑誌記事索引の発刊(海外彙報)」『図書館雑誌』(4)(1907.7)p.52 ロンドンなるフィンズベリー区図書館長エッチ・ジー・チー・カノンス氏(H. G. T. Cannons)は過般来英国図書館協会の監督の下に図書館学に関する雑誌の索引を編纂中な…

「日本の古本屋」を記事索がわりに使う

知りたき事をつれづれなるままにググりて、文献検索に成功せり。 日本の古本屋の、過去データを手がかりに 楠瀬日年(評伝)掲載 「大阪手帖」19-11 書斎管見と楠瀬日年 中島宗是3頁 (http://www.kosho.or.jp/list/388/02777608.html) 昨年の途中から「日…

初出索引から作家の運命を考える(応用ビブリオメトリクス)附.日本列挙書誌学の48年体制

(2006.10.1に書いた記事。10.5に移設予定) 去年こんな、枕のような大きさの本が出た(47000円。もちろん買わず)。 文芸雑誌小説初出総覧: 1945-1980 / 勝又浩[他]. -- 日外アソシエーツ, 2005.7 文芸誌・総合誌に載った小説を著者から引けるスグレモノ。…

民間小出版社の壮挙! でも心配… (戦前雑誌の記事索引)

わちきが言う「よいことはコソーリ」の「よいこと」に国会図書舘の「雑誌記事索引」事業がある。 むかし、このようなツールがあると大学図書館で知ったときには… 感動した!!! とはいっても、日本では伝統的に索引類は軽視されてきた(以下,便宜的に雑誌目…