書物蔵

古本オモシロガリズム

2007-09-30から1日間の記事一覧

館界文字の起源論(囗にト 3)

「圕(としょかん)」の略字体、「囗(くにがまえ)にト」については2回ほどブログに書いたが。小河内女史つながりで秋岡梧郎の論集をみてたら、ずばりこの起源を書いた文献があるようだ。 それによれば、清水正三がおそらく1977年に『みんなの図書館』へ「…

国会の雑索がなぁ。。。

(http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20070928/p4)のつづき。 オタどんが猫猫先生に教えようとしていたことが判った。 蟻二郎(あり・じろう)「ヨーロッパ文化の“ゴミ捨て場”にある宝石:アメリカ文学者・蟻二郎氏インタビュー(本の世界)」『朝日ジャ…

志智の論文と兄弟?

戦前の志智の論文をいっこ見つけた(゚∀゚ ) ・志智嘉九郎「文藝雑談」『藝文雑誌』二巻一期四(1944) 華文雑誌とのこと。『東洋史研究文獻類目』による。 ところで、このまえ『中国紳士録』でみつけた人物が、出身地、年代、名前から志智嘉九郎の兄弟ではない…

(〃^-^)φ

〔重要なのは国会図書舘法15条2項の〕偏見に捉われることなくという一文である。この規定では、レファレンサーの主体的価値判断が厳重に戒められている。この鉄則は公衆レファレンスにおいても、全く同様に適用さるべきである。(斎藤毅 「公衆レファレンス…

近代有名人系図集デタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ!!

昨日、八重洲ブックセンターで買った猫猫先生の新刊、読了。 予想以上にオモシロかった。 小谷野敦『日本の有名一族:近代エスタブリッシュメントの系図集』幻冬舎2007(幻冬舎新書) 友人もびっくりしてた、『日本史要覧』だったかにもっと硬いのがあるほか…