書物蔵

古本オモシロガリズム

満読

芝富読書指導者養成所「閉鎖」の正確な日付について

画像は養成所前。むかって左から川辺甚松さん前が東田平治さん右が堂前貢さん 図書奉行タンが(財)満読と、その配下たる芝富読書指導者養成所を混同しとるみたいなんで。ちょっとわちきも資料をひっくり返してみた。 以前に一度、 財団法人満洲開拓読書協会…

図書奉行タンの研究

グーぐるアラートでしばらくまえから次の2つがひっかかるやうになってきた 偶然にも同時並行的に図書奉行タンが満読の研究をしているやうだ。しかし、福永先生といい中村先生といい図書奉行タンといい、書物奉行といい、同時平行で相互に連絡もなく、戦時読…

滅びの時

大東亜戦争期の日本図書館界をいろどる国民読書。 その一こまに「(財)満洲開拓読書協会」があるわけだが。 その滅亡については従来不明であった。 とゆーか。中田邦造は当然、知っていたはずではあるが、もっともっと長生きしてよかったはずの中田は、戦後…

(×o×)満洲開拓読書協会ネタが!

仙花紙の雑誌をひっくり返していたら、満読のことが載ってる年表が出てきた(×o×) 奇跡o(゚ー゚*o)(ノ*゚ー゚)ノ 満読そのものよりも、その前史の年代が確定できてうれしい(^-^*)

一燈文庫

外交官の履歴についていちばん詳しいという『日本外交史辞典』で、ちょっと調べてみた。 市河彦太郎 いちかわひこたろう 1896-1946 静岡県生 1920東京帝国大学法学部卒 外交官 天津 ロンドン カルカッタ シカゴ フィンランド 1937.7 文化事業部第三課長 1937…

石川春江書誌 (つくりかけ

「図書教育:学級文庫選定の基準について(特集図書教育)」『新しい教室』 2(10) 1947.10.15 p.486〜493 「婦人雑誌の展望」『教育と社会』 2(10) 1947.10.15 p.34〜37 [ 文部省教育研究所教官 ] 「国文学の窓:児童文学書は誰の為のものか」『国文学解釈』…

日本図書館研究会の「日本」に日本主義の疑い(・∀・)

昨晩、資料整理中にでてきた日図研創設時の回想録。 なんかココロにひっかかってた… 日本図書館研究会の発足は何年なの? あわてておととしの下鴨神社で100円でひろった『日本図書館研究会40年史年表』(1988)をみる。 まずカバーの題字からしてヘン。 日本…

松下三鷹書誌

戦前期には「松下三鷹」で5件あるも、うち4件は既知の単行本の書誌が載っているのみ。あ、でも1件は、NDL・Webcatなしの単行本書誌(日本年号宝典)であった。これの出版社・出版年はググったら中国のサイトにあった。

松下三鷹について(メモ)

満読のモデルになったと中田邦造が言っていた「一燈文庫運動」の「記念講演会」(昭和15年ごろ?)の演者のうち、市河彦太郎(イラン公使)でないほうの、松下三鷹。 NDL-OPAC見たかぎりでは、昭和14〜17年に倭寇とか楠正成の本を出していて、館界的なニオイ…

神田で戦時工場読書

おきたら9:00をまわってた… 古本者ともあろうものが あわてて電車にとびのり会場へ行くも… ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!! またやってもーた!

文献memo

アサヒグラフ 昭和18年4月7日号(40巻14号) 大東亜戦争第66報 街の小図書館 大阪の町会文庫

本をもらう

友人があらわれ 本をくれる (’0’*)こりは〜 これは戦時読書運動の片鱗が出てくる本ではないですか! って知ってはいたけど、持ってはいなかったのだ。 これでじっくり読めるなり。 こういった、読みようによっては主題と関連している本(わちきの仮性図書館…

東京駅から浅草へは?

そりゃー八重洲口から京橋駅(銀座線)へ歩くのがいちばんラクなのでは。 途中、 R.S.Books(金井書店支店)へよるも買わず。オシャレな雰囲気なのに品揃えはかなり硬派。八重洲ブックセンターちかくにある本店?といい、すごいなといつも思う。 浅草松屋へ…

きのうかった翼賛本

きのうは神田の古書会館。 古っぽい本が、安くでていた。 大東亜図書館学の周辺領域たる文化翼賛の本を拾う。 文学と文化 / 高橋健二. -- 鮎書房, 昭和17 たったの200円で拾えたo(゚ー゚*o)(ノ*゚ー゚)ノ ほかにもたくさんせどってしまう。

昨日かった本

牧野栄三『産業戦士の教養』(桑文社 昭和16年11月) これは読書のページがすこしあったんで。800円ほど。相場は2、3000円かなぁ。 この牧野エイゾウってのはペンネームみたい。国会OPACをひくと、著者標目に高木, 義雄 (1890-) ‖タカギ,ヨシオがたってる。…

また調査するも…

画像→は浅野川の鯉。 ダンボール箱をいちおう全部みとかないと、といささか焦る。 と、ひととおり見ることができました(`・ω・´)ゝ 総括すると そんなにむちゃくちゃすごい新事実はでてこなかったなぁ というところ。 むしろ、あそことあそこにある史料を…

めずらしく調べもの

まちにまったる調査日1日目 とわいえ、寝坊してしまい、金沢へはお昼すぎになってしまう。 駅から香林坊までバスで。 ちょっと用事をすませようと思ったら、古本モールを発見したので飛び込む。 鳴竜 / 渋川驍. -- 肇書房, 昭和19 2000円ほど。 著者が図書館…

芝富読書指導者養成所はなぜ

対米戦直前にはじまった日本主義図書館学の試み(分析中)が、なぜ理念的に正しい?方向へいかなかったのかなーと考えていたら… ぜんぜん違う問題についてハタと思いつく。 まぼろしの擬似・図書館学校はなぜお寺に設置されたのか? そうか、そうだったのか……

。・゚・(ノД`)・゚・。ウエエェェン くじハズレた〜

索文社さんが目録にだしてた仮性図書館本,はずれてた〜 (つд・)エーン 社団法人在満同胞図書群読書協会設立趣意書 孔版 昭17 五枚 うーん,これ読めば,以前,わちきが買った戦時図書館本の著者が行った「満洲開拓読書協会」のこともわかるかと思ったんだけど…