書物蔵

古本オモシロガリズム

2007-03-03から1日間の記事一覧

組合と革命と図書館と

組合運動、革命運動、図書館運動。 みんな「運動」がついている。 もし仮に、それぞれに意義のあるものだとしても。 やはりそれぞれが自然に一致するとはいえんであろう。 けど、ナイーブな人たちは一致するかのように感じているはず。 いちどだれか正面から…

ぜんにっと

わちきの好きな『図書館用語辞典』(1980)p.318によれば。 1949.3.12-1953.5 だそうな。 この項目執筆者は、この流れは図全協に引き継がれた旨書いているが、これは怪しい。 このような書き方だと、日本の図書館業界につねに、単産を指向する性質があるかの…

「国民読書運動(昭和17〜20年)」の研究展望(かきかけ

わちきは「大東亜図書館学」などとブチあげておるが、基本的に戦時図書館学の代表的主題は「国民読書運動」なわけであ〜る(民明書房刊『その時わちきは何を読んでいたか』より) で。 地道な実証史学

石川春江書誌 (つくりかけ

「図書教育:学級文庫選定の基準について(特集図書教育)」『新しい教室』 2(10) 1947.10.15 p.486〜493 「婦人雑誌の展望」『教育と社会』 2(10) 1947.10.15 p.34〜37 [ 文部省教育研究所教官 ] 「国文学の窓:児童文学書は誰の為のものか」『国文学解釈』…

きのうの掘り出し解題

わいわいo(^-^)o 赤本・黒本・青本について / 小池藤五郎講述. -- 大東急記念文庫, 1961. -- (大東急記念文庫 ; 第6回 . 文化講座シリーズ ; 第7巻) 江戸時代の絵本についての単行書の嚆矢。たしか谷沢永一氏がそう紹介していたような気が。 1050円で…