書物蔵

古本オモシロガリズム

きのうの掘り出し解題

わいわいo(^-^)o
赤本・黒本・青本について / 小池藤五郎講述. -- 大東急記念文庫, 1961. -- (大東急記念文庫 ; 第6回 . 文化講座シリーズ ; 第7巻)
江戸時代の絵本についての単行書の嚆矢。たしか谷沢永一氏がそう紹介していたような気が。
1050円で。相場は不明。
国立国会図書館の児童書 : 明治期のグリム翻訳年表 明治期のアンデルセンについて他 / 石川春江著. -- 創林社, 1980
1050円で。相場は早川さんが4200円つけてるから、まぁ3000円くらいか? 薄冊だけど。
石川, 春江 (1918-) ‖イシカワ,ハルエさんてーのは、国会図書舘で児童書再評価運動をした人として館界には名が残っておるよーじゃが。
わちきにとっては、まぼろし満洲開拓読書協会の事務員さん。東田平治さんのことを「田んぼから生まれたような」と評した御仁であるのじゃ*1。こん人は、日本女子大かどっかで子供の読書指導につき卒論を書いたとき、中田邦造にご指導をうけたという人(それが昭和18年図書館雑誌にのった)。
いやー、資料モノの山のなかからこんなめづらかな真性図書館本がでてくるとはとは。
中田邦造のお導きか(゚∀゚ )
まあでも、これには児童書のことしか書いてないんだけどね。

*1:これは、このブログにも登場したある人の教え