書物蔵

古本オモシロガリズム

2020-06-01から1ヶ月間の記事一覧

【電話帳 ハローページ廃止へ】

NTT西日本およびNTT東日本は、2021年10月以降に発行・配布する50音別電話帳(ハローページ)最終版をもって、終了することを発表。最終版発行後も番号案内(104番)で電話番号を調べることは可能。 電話帳は住宅地図と並んで、蓄積するとよいレファレンスツ…

初期の月報で好きだった連載「ラベルと請求記号」

初期の月報、好きだったなぁ 本や図書館のことがよくわかる 「ラベルと請求記号」という連載が一番好きかな この連載は歴史ある図書館だとジェネラルコレクションが資料群(NDLでは目録の「島」にあわせてシマと呼ばれたこともあった)からなることを教えて…

エアフィックス社のカタログにプラモ受容史の片鱗を見る

ブックカバーチャレンジ最終日 プラモメーカー、エアフィックス社のカタログ むか〜し実際に見ていたものは、これより少し前の版だけど、これらはしばらく前、高円寺の週末展で安く拾ったもの 刊行は1970年代の前半かなぁ… カタログ類は刊記がないのが困る …

罫下や前小口に押す印は、隠し印ではないような

>RT 「隠し印」「書籍の特定の場所や裁断面などに押すスタンプ」って、え?そうなの?小口印も隠し印なの?と思ってググったら、「隠し印(小口印):本の天や地、小口にどこの図書館の蔵書であるか一目でわかるように捺印します」と説明してるキハラさんの…

NDLサーチにインプロセス書誌が出る意義ないし意味はいかに?

神保町のオタ @jyunku 6月28日 国会図書館サーチで既にヒットするなあ。南陀楼綾繁・書物蔵・鈴木潤・林哲夫・正木香子『本のリストの本』(創元社)(・∀・) 南陀楼綾繁 @kawasusu 6月28日 出版情報登録センターからの情報みたいですね。まだ校正やってる段階…

洋ピン誌のうち、いちばん上品路線だったDICK

まだ日が高いのにすまんが ブックカバーチャレンジ6日目 1984.12創刊号 これは、インターネット普及前には3,4誌あった洋物ピンク雑誌、略して―洋ピン誌―のうち、いちばん上品路線だったもの(σ ・∀・) どんなジャンルであれ複数誌が成立していたとすれば、…

あるDBがいつまであったのか? これはとてもむずかしいお題

DB

蔵書印/出版広告 @NIJL_collectors 6月27日 折角なので、関連するDBの自分ツイートを、リツイートしておく。他の情報があれば、ご教示よろしくお願い致します。m(_ _)m 科研費が取れる程度に小さいDBを、省庁や位階別に切り割りして作るのは、いかがか、な…

データ自体が消滅しちゃうDBの媒体変換:紙カードからPCへ、メインフレームからクライアント・サーバへ

亀山インター @rei_akao 6月27日 各種学術データベース、勉強がてらPHP+MYSQLで作りましたーという所は無くなり、特異な担当者が作り上げた芸術品みたいな所は担当者の卒業・転職で無くなり、科研費もらって作った所は予算が切れたら無くなり。。。。結局、O…

「幽霊版」(版数とばし)は大正初めに始まった?

さても発行部数は出版屋の秘密にしテ。 かの電通も明治末年、その公表をあっさりやめてしまったとかや。 発行部数の代替機能を持ったものに版数がある。「忽ち○版!」「○版出来!」といった宣伝文に象徴されるアレのことだ。 戦後みたいにABC(部数認定機関…

大正時代は読書の転換期なのぢゃ

武藤直治「現代読書人気質」『新刊図書雑誌月報』13(5)p.1-3(1926.5)