>RT 「隠し印」「書籍の特定の場所や裁断面などに押すスタンプ」って、え?そうなの?小口印も隠し印なの?と思ってググったら、「隠し印(小口印):本の天や地、小口にどこの図書館の蔵書であるか一目でわかるように捺印します」と説明してるキハラさんのカタログPDFを発見https://t.co/eL6c5TNehc pic.twitter.com/i0pAYQdq04
— 蔵書印/出版広告 (@NIJL_collectors) 2020年6月28日
罫下や前小口に押す印は、隠し印ではないような… (・o・;) 隠れてないし(σ^〜^)
仮説ですが。 むかし実際に大学図書館で押していたんですが、特に名前は意識されていなかったように思うのです。 罫下印とか小口印とか、本の部分+印、というのは固有名としてはイマイチ また1980年代に本物の隠し印を押印していた図書館は皆無になっていたはず すると
すると、というよりそして、2000年代の、外注、委託全盛期を迎えると、なんでもかんでも、箸の上げ下ろしからマニュアル化しなければならくなるわけです。 行いとしては、真の隠し印はなくなっていた一方、ことばとしては残っており、 行いとして、罫下印が残っていたので、
たまたま残っていたことば、隠し印と たまたま残っていた行い、罫下への押印が くっついてしまったのではないかと思います。
「2000年代の、外注、委託全盛期」のマニュアル化…なるほど!モノゴトが形骸化していく"仕業"が、よくわかりました。 以前、隠し印を調べていた時期(5年以上前)に、知り合いの司書さんに「隠し印」のことを訊ねると、前職ではまだ押捺していたという証言がありました。東京の某巨大文庫です。
形骸化というか、消滅した後に作られる「新しい伝統」といったところでせうね(σ ・∀・) 貴姉の創造せる蔵書印DBは前近代図書に限らず図書一般の受容史の一部を実証する手がかり集として期待されまする