書物蔵

古本オモシロガリズム

2005-11-01から1ヶ月間の記事一覧

昭和40年代の地図ブーム!

それで,昨日,こんな本を拾った。 こんな地図あんな地図 / 日本放送出版協会編. -- 日本放送出版協会, 1976. -- (趣味の世界 / 日本放送出版協会編 ; 6) 200円 背ワレ カバ たいした本じゃないだろうと思いきや,意外や面白い! そうねぇ。件名をつける…

図書以外の資料の整理の役に立つのではないかと…

しばらくまえ,こんな本を神田の古書会館で買った。 図書以外の資料の整理 / 甲斐清通執筆. -- 全国学校図書館協議会, 1962. -- (図解・学校図書館の実務 / 全国学校図書館協議会編 ; 第4集) この,「図書以外の資料」ってのは,おそらく「non-book」という…

家畜人ならぬ図書館人だった!

これ↓はよくみるけど安かったんで 裁判官の書斎 / 倉田卓次著 ; [正]. -- 勁草書房, 1985 200円 いまみたら,なんと! 謹呈 著者 ○○憲正様(これは手書き) というしおりと,つぎのワープロ文書が! 拝啓 (略)早いもので 小生公証人になってから間もな…

津山といえば… 三十人殺し,じゃなくて(^-^)

神田の古書会館で愛書会。開場5分前につく(^-^;) でもアテはないのだ。 いろいろみて回るも,あんまない… セドリ用にいいかもと手にとったものは2千円… すぐ返す。あきらめかけたころ… 図書館本! 津山基督教図書館五十年誌 / 津山基督教図書館編 ; 別冊…

びっくり! 大橋図書館本!

はてなのkey word機能で,大橋図書館でとんでいったさきに,不思議な本が紹介されていた。 『火の盃―図書館建設をめぐる青春群像』熊崎 華 (著) 新風舎 2005/10 技術翻訳家が書いた小説というが… うーん。不思議なり。

あるところで立ち読み

「大橋図書館四十年史」(昭17)を立ち読みす。およよ,たすき(古書展の値札)が挟まってる… みると 文学堂 千五百円 文学堂,要注意なりっ! しかし,「四十年史」のリプリントまだ出ないねぇ… 博文館新社,だいじょぶかしら…

なんとか危機を脱す

朝,不安な気持ちで出撃す。 でも,なんとかなった。 たくさんの相手に話すのはひさしぶり。反動であすはなにがなんでも神田の古書展へいこうと思う。 これでわちきの今年のお仕事は事実上,もう終わり。あとは呑気に暮らすだす〜(^-^*)

煮詰まるなり

いろいろ考え事をして煮詰まる… う〜ん

なぬ?トモンケンがニッキョウ?(ニットキョウに非ず(・∀・)

待ってるあいだ,図書館本の「ず・ぼん」を立ち読み。上記「略伝」がみつかって,そのまま座り読みに移行。おおむね読んでしまう。 最初にTRCの社長さんのインタビュー。なんか,朝日新聞が中曽根元首相を持ち上げるかのような違和感あり。いや,TRCに…

池袋のジュンクで,宮武外骨の新刊を買う

早稲田の古書店は閉まってるとこが多かったので,さっさと移動。池袋へ。 というのもアテがあったのだ。 ジュンク堂のネット公開されてる目録に,在庫2冊ありと表示のある本。それは,このまえ梁山泊の店主に教えてもらった本なのだ! ネット書店が,のきな…

高田馬場のBIG BOX展で一冊も拾えず

なんとかギリギリ,開場に間に合った… けど1冊も買えず。いえ,本が悪かったのではありませぬ。今回は新書にマニヤ向けの良い本が投げ出されてました。文庫クセジュね。それの「シャルルマーニュ」とか「文書館」とか。どちらもそうそうないですよ… まあ,…

ぶらりと中央線沿線へ

なぜだか練馬で昼飯を食う(Mosバーガー)それからバスで荻窪へ 荻窪では,ささまでめずらしく書誌学系を買う。 西洋書誌学要略 / 橘井清五郎. -- 図書館事業研究会, 1932 函つき3500円 それから西荻へ 「おに吉」を見ながらいろいろ廻る。にわとり文庫…

図書館大学校の消滅

あゝ,図書館情報大が筑波に併合された話ね,と思うのは早計だわさ。書物蔵はそんなことでは記事にせぬわい。もっとコワイ話だわさ(ってわちきがコワイのだ((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル また一部の図書館人がいやがることを言ってしまうから(・∀・) わちきに…

高円寺で空振り,だから神保町で司書養成の歴史を立ち読み

ぎりぎり開場に間にあった高円寺の古書会館,なにも拾えず(´・ω・`) しょうがないので,昨日,いろいろ図書館本を拾った神保町の古書会館へとって返す。 新規に買う物はちょびっとだったけど,立ち読みでまたいろいろ図書館史の勉強ができた(^-^*) たとえば……

シラバスから昭和20年代の資料保存論を引っ張りだす!

たとえば,どう使うか? わちきの興味のひとつに,図書館における資料保存「論」があるんだけど,現行通用の図書館本だと,「日本における資料保存は1982年に始まった」とだけ書いてあるだけ。 けど,ちょっと考えれば,かなり怪しいことは分かる。資料…

ぐろりや会で図書館学の全体像をみる

ぐろりや会やってるの忘れてた…(^-^;) あわてて行く。 うわっ!図書館本たくさん! 嬉しいのは図書館雑誌しか持ってきてなかった里艸さんが単行書をもってきてくれてたこと(^-^*) とくに有意義なのは…↓これ 図書館学講義要綱 / 昭和26年度図書館専門職員養…

大倉山に登る

今日は所沢の古本の展示会へいくか,大倉山の図書館の展示会迷うのだ(・∀・)! う〜ん,考えて大倉山に行く。 友人が朝からいくというから,あわててわたしも行く。 ちかくまでたどり着くも… わからん! どこじゃ ぐるぐる廻る しょーがないのでとあるコン…

帰りがけ寄った古本屋で掘り出し! ザ・ヤトイ

いちど当ブログでも紹介した古本屋さんに寄る。ここは昔昔のノリで,飲み屋がえりのオッサンたちを想定してか深夜営業しているのだ。寄ってみると… おや?あの緑の背は… このまえ古書展で8000円だったもんじゃないの! (あわてて手にとる) 500円 の…

帰りがけ「ヒトラーの呪縛」を読む。名著なり。

新幹線のなかで京料理の弁当を食しつつ読書。 ヒトラーの呪縛 / 佐藤卓己[他]. -- 飛鳥新社, 2000.7 これ,名著じゃないの。さすが佐藤先生。 友人が「良い良い」と言っていたのを改めて確認す。 我が?プラモデル業界のことも分析されている。 しかし改めて…

京都知恩寺百万遍

不図おもひたって京都へ行って来た。 ブラリと東京駅へいき,新幹線にのる。乗れれば京都へつく。 バスへのるも系統をまちがえ夏に行った糺の森に着いてしまふ。タクシーにて調整(^-^;) 会場では最初,中公文庫の「自転車の文化史」,佐藤卓己編「ヒトラーの…

役所における勉強会の歴史

勉強会「○山学校」について勉強会にて話す。 ○山さんの最終学歴についてみみよりな話も。戦後図書館員の壬申戸籍で要確認じゃ! 〜〜〜 二高とある。話では図書館職員養成所というが… しかしどちらにしてもすごい!意外!

図書館政治 日本の選書論

ネットにあった安井「図書館におけると図書選択の理論的検討」をパラパラと。一部で話題なのだ。 ニヤリと笑える表現が散見。 いろいろとパクって転用が利きそうな表現をいくつか(論旨については,本文を読まれたし。わちきはあんま分析的に読んでいないん…