書物蔵

古本オモシロガリズム

京都知恩寺百万遍

不図おもひたって京都へ行って来た。
ブラリと東京駅へいき,新幹線にのる。乗れれば京都へつく。
バスへのるも系統をまちがえ夏に行った糺の森に着いてしまふ。タクシーにて調整(^-^;)
会場では最初,中公文庫の「自転車の文化史」,佐藤卓己編「ヒトラーの呪縛」を拾え,さい先よいと思ふも,そのあとはつづかず。やはり初日でないからか。
ちかくの名物喫茶でカレーパンセットを。
あとは二条通りにある古本屋(2軒並んでる)へ。初見。
なかなかよい。
片方で木寺「図書館奉仕」が3200円。函・元パラつきなるも高い故に見送る,ってゆーか,なによりももう持ってる(^-^;)
となりの店で「石上宅嗣卿」が8000円。これも見送るも,買っとけばよかったかな?
寺町通りをぶらぶらと南下。
途中,錦通りの市場でかえり新幹線で食べる弁当を調達。
さらに南下。
そして…
梁山泊の前にたつも…
「店売りやめる」の貼り紙が!ガ━━(゚Д゚;)━━ン!
あきらめきれず,インターホンをおすも返事なし…シーン
だから…
電話かけちゃいました。
「東京から来た」といったら「開けますよ」って(^-^*) ありがたい!
店主さん,用事があるとかで,30分ほど見て回る。
けっきょく
圖書案内 / 古典社編輯部著 ; 第1號. -- 古典社, 1934を2500円にて。古典社は,古本についての本を出していた不思議な会社。
でもここでは,もっと重要な本についての情報が拾えました。

わちき:(あっ,事務用の古書目録類がならんでる)ちょっと見ていいですか
店主:いいですよ
わちき:(おおこれは,西田さんのジャーナリスト人名辞典じゃないか)これ,古本屋にでてないんですよねぇ
店主:あ,それ,役に立つんですよね,こまかい人名が拾われてて。まだ買えますよ
わちき:ガ━━(゚Д゚;)━━━ン!!!!!

ということで,
明治新聞雑誌関係者略伝 / 宮武外骨, 西田長寿 [著]. -- みすず書房, 1985. -- (明治大正言論資料 ; 20)
がまだ買えるとわかった(^-^;)