書物蔵

古本オモシロガリズム

2012-04-01から1ヶ月間の記事一覧

小利口な人の現在

なんちゅー偶然か、けさの朝日新聞Beに、きのふ思ひだした「悩みのるつぼ」のつづきが掲載されている(゚∀゚ )アヒャ 相談者は、現在も高校教師をしている。「(掲載は)忘れていましたね」と〔記者に対して〕驚いた。 と、この先生、ずいぶんと現実主義な。。。 …

コミック高岡で

惡の華(5) (講談社コミックス)作者: 押見修造出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/01/06メディア: コミック購入: 6人 クリック: 56回この商品を含むブログ (34件) を見るあららー(・∀・`;) この話とおなじ構造の境遇におちいったことがあるよ若いコロー 当…

神保町で萬年社の社史をひろう

出掛ける直前、ほんたうなら十年前に問題になっていなけりゃあなんねぇ論文集の論文複写についてのネット議論をみて、文化高級官僚のダメぶりと日本の言説空間の貧弱ぶりに腹をたてつつ神保町へ。 論文集の個々の論文の複写と著作権制度 http://b.hatena.ne.…

「あなたは小利口な人です。」

朝日新聞(別冊週末be)2009年06月13日朝刊b10に載ったこんな記事を見たことが忘れられない。 (悩みのるつぼ)教え子の女生徒が恋しいんです ○相談者 男性高校教師 40代 40代の高校教諭(略)。自分で言うのも何ですが、学校内で評価され(略)妻…

「蘭書改装事件」の記述の出典

先だって、『文献継承』の20号の拙稿「愛書のうてなに咲いた科学の華」で、廃止された国会の図書館学資料室本に書きこみがバリバリあって、実はそれが稲村てっちゃんの書誌的注記であることを記した注で、わりと無頓着に「蘭書事件」という言葉を使こーてし…

坂本正治氏の図書館本批判

もう10年もまへになるけれど、図書館本がナデ切りにされたことがある。 書類の整理をしていたら、1990年代末にプリントアウトしたものが出てきた。 アーカイブみたら、文章が残ってたので紹介するね。 最近必要があって、公共図書館関係の本を大量に借り出し…

ははぁあああぁあー なさけな…

たいへんに不機嫌。 あーぁ、かをを見るのもいや。 ん?(・ω・。) こりぢゃあ、OLのいぢめ合戦みたいな(σ^〜^) さういへば、むかーしちょっとだけ付き合った銀行員の彼女がお局さまにイジメられてツライとこぼしてったっけ(*゜-゜) 無事に結婚退職できたか…

田中敬『図書学概論』(1924)の書評に書評一般論の片鱗が

こんな書評を見た。 植松安「纏められた図書学 田中氏の新著に対して 感服した以外の希望二十数点」『東京 朝日新聞』1924年11月30日 朝刊6頁 植松は当時「東京帝国大学司書官」 足らないところばかり二十数点を指摘している。個々の指摘はスルドイものでは…

どーせロクなことにならんと思うので。。。

とりあえずブログを非公開にしてみる(とはいへ、登録閲覧者は見られる)。しかし、日本全体が閉塞してをるのか。。。 旅順口閉塞作戦のことを彼女は知らんかったが。。。ってあたりまへか。平成生まれだからのぅ。しかしミッドウェイ海戦のことも知らんのは…

新聞切抜通信社についての記事

『新聞資料』に羽島知之さんが記事をかいてをるぢゃないの(σ・∀・)σ

盗作

ネットでこんな記事を拾った 論文盗用疑惑の大統領辞任=オルバン首相に打撃―ハンガリー (時事通信) - Yahoo!ニュース http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120402-00000143-jij-int 博士論文が9割がた他人のものからの盗用であったらしい。 つねづね思う…

ビブリア古書堂ストーリーガイド

オタどんが「ビブリア古書堂ストーリーガイド」なるものを参照しとるので、なんぢゃらほい、とてググってみたが、オタどんカタカナ「リ」がひらかな「り」なので上手くみつからず(;´▽`A`` で、再度検索したら、つぎのブログによれば、リーフレットとのこと…

『変態・資料』筆禍記念第6号に新聞縦覧所が

このまへ神保町にて拾った『変態・資料』は筆禍記念号といふことでエロは一切なし。発禁をたてつづけにくらったので、わざと堅い記事ばかりにしてあるぐらいのことが書いてある。 まあ気づいとる人は気づいとるだろーけど、梅原北明は初期のメディア史研究者…

病院がへりに夕刊紙の歴史

地方新聞や夕刊紙ってーのは、メディア史でも無視されがちのもの。さらに図書館にも、せいぜい地方新聞の代表が各県に残っている程度だったりする。 とゆーことで、ぶらりと寄ったたなべ書店にて 内外タイムスの50年 同社 1999 を1000円で。この本、どこの図…

久々にブチ切れそうに(;´▽`A``

ある事につきて 朝、ある人とあることについて意見交換。マイナスの評価で意見が一致。しかし、これは長期的にはよくないことですよ。形式的には喜ばしいのかもしらんが――実際、一部にそのやうな声が――すなほに喜べないところが人事のむつかしきところ 構造…

社情研のOPAC

さっき森さんに教えらる。ちやうど新聞ソウモクがサーチに下手に統合されちまって困ったなーと思っていたのだった。ってか、ごろうたんが惹き起こした大事件のウラをとるため片道3時間半も新幹線に乗って何度も見に行った地方新聞がそこにあるぢゃないの:(;…

オンデマンドと古本と そして復刻

古通の編集長さんが書いているHPの3月27日(火曜日)の条にかような一文が。 岩波書店の妨害をするわけではないが、「図書」四月号のオンデマンドブックス新刊6点の広告を見て不思議に思った。内田芳明『ヴェーバーとマルクス』が7770円、鈴江言一『…