書物蔵

古本オモシロガリズム

NHKの海軍反省会の番組を見て

あゝ、これは、と思った発言をメモ。

(兵備局長)計画はできておるんだ。帳尻あわせで。
(第一委員)それが国策として決まれば、どんどん予算くれるんだから大蔵省は。
(第一委員)自分の局部局部でやりまして、上の人が決めてくれるもんだと。
(だれだっけ)(開戦で忙しくなった)海軍の軍令部には、ロングスタンディングな計画を担当するものがいなかった。
(ナレータ)作戦を認めた軍令部、実行した連合艦隊、だれも責任を取ろうとしませんでした。

いやぁ帝国海軍だって、日露戦争ン時には結構、よかったんだよ。
でも、組織ができて50年ぐらいすると、メンバーが上品化するんだよなぁ。リードすべきエリートがサラリーマン化・よいこ化する。
それで起きる現象は。
・全体の(あまり意味のない)繁忙化。
・帳尻あわせだけの「○○計画書」「××方針書」の乱発。
・一部の下品な人が異常に権力をふるう。
といったところかしら(-∀-;)
日本人で構成された大きめの組織が50年たつと、こーなる(σ・∀・)