書物蔵

古本オモシロガリズム

中支建設資料「関係者」めーっけ

「通信資料部」やったのダーレ(・∀・)いったい誰がこんな(ものすごいこと)を組織的にやろうとしたのか、東亜同文書院出の福崎さんか、そこの司書だったヌデ島さんか、と思ってたら、またもや別の人かも(゚∀゚ )アヒャとあるところで入手した会員名簿。
会員名簿. 昭和16年10月1日現在. -- 日本図書館協会, 昭和16
これの「支那」のとこ(p.85-87)を見てたら、おひとりだけ南京の中支建設資料事務所につとめてた人をみつけた。

眞田 茂 南京中支建設資料整備処 南京

とある。
いま、NDL-OPACをみると、びっくり(×o×) 戦後ちょっと書いてる!
どうやら、ちゃんと内地に引き揚げられらみたい。金沢文ポ閣の専門書誌などをあわせて書誌をつくってみた。

  1. 「閲覧室のインキ壷」『東京都図書館協会報』(30)(1963.1)
  2. 「「国立国会図書館分類表」について、その他」『間宮不二雄先生喜寿記念図書館学論文集』同刊行会 1968 p.247-272
  3. 『資料分類法』真田茂, 西条恵子著 教育出版センター 1976 (講座新図書館学 / 図書館科学会編 ; 4)
  4. 「日販の出版情報誌について(書誌索引事例)」『書誌索引展望』3(3) [1979.08] p27〜29

2.には、「SANADA - Sigeru 最高裁判所図書館整理課長補佐」とある。3.には、「社会調査研究所資料室 女子聖学短期大学講師」とある。
うーむ。いろいろお聞きしたかったなぁ。
文物保管委員会の「図書専門委員会図書館」の名簿には見あたらないけど、いろいろ聞けたろうに。