書物蔵

古本オモシロガリズム

ほんものの「日本図書館学会」!?

書誌鳥(しょしちょう*1)さまのご教授により…

日本主義の図書館学、捕捉せりっ!`・ω・´)ゝ

昭和16年2月から刊行され始めた『日本図書館学
現在、分析中…
教えてくだされた書誌鳥さま、ありがとうございます(意見より書誌を!をモットーにしようかしら)。
そこに何が書かれてたかはまたということにして…(^-^;
ひとつだけ、とってもオモシロいことを。
この雑誌を出してた団体の名前なんだけど…

日本図書館学会

というのだニャハハ!(≧∇≦)ノ

なんで可笑しいか

え?(#+_+)
なんで笑ってるのかワカランってか?(´・∀・)ノ
いま、学術団体に認定されとる学者の集まりに「日本図書館情報学会」ちゅーもんがあるが。
このまえまで全く同じ「日本図書館学会」だったのだ!ギャハハハ(≧▽≦)
なんだか冗談のような名前だが、モチロン、こっちの(って日本主義の、ですよ)ほうが先だから、こっちがホンモノであっちがニセモノだという見方も、成り立ったりして! (゚∀゚ )アヒャ
てか、これからひとつだけいえることがある。
今ある「学会」が成立した時には、ホンモノの「日本図書館学会」はすっかり忘れられていたということ。じゃなきゃ、まったく同じ名前になるはずないよ。
だってホンモノの日本図書館学会は、日本主義を標榜してるンですから!!!

日本図書館は、勿論「日本」なる性格の上に、厳然として存立すべきであり、その学の建設も亦、当然「日本図書館学」の名の下に行はるべく、その実践は日本圏内図書館に於て着々運営せらるべきもの。さらば「日本図書館学」の使命こそは、日本図書館文化の高揚を指標とする。
                       二千六百一年紀元節
                           日本図書館学研究所
                           日本図書館学会
(『日本図書館学』(1)(1941.2)p.1「発刊之辞」より部分)

なかなかに格調高し(・∀・)
図書館現象をなんでもかんでも「民主」で説明しようとするのは嫌いなんだけれども(思想的怠惰だよ)、戦後の米国流図書館学の移植はやはり日本の「民主化」政策の一環と捉えられよう。
米国流「学会」の設立趣意書がでたのは昭和27年だから、昭和16年の日本主義「学会」とは11年の差があるが、米国流が11年前の京都でのことを知ってれば同じ名前は避けたろうと思うよ。
しかしどーしてまぁわちきは、オモシロおかしくも深刻な事実を発掘しまくってしまふのであろうかのぅ…(・_・;
やっぱり保守反動の悪徳インテリブログだからであろうかの(・∀・)?

*1:わちきは「しょしどり」と誤読しておったのだ(^-^;