書物蔵

古本オモシロガリズム

総会屋雑誌

総会屋雑誌とは:2ちゃんもつかいよう

最近、上森健一郎こと上森シテツ(子鉄)に興味をもち、彼は戦後、総会屋になったので、総会屋雑誌にも興味を持ち、いろいろ文献調査してみたのだが、意外にわからない。 それというのも、「総会屋雑誌」というのは絶対的に他称でしかなく、実態がそうであっ…

「あなたは小利口な人です。」

朝日新聞(別冊週末be)2009年06月13日朝刊b10に載ったこんな記事を見たことが忘れられない。 (悩みのるつぼ)教え子の女生徒が恋しいんです ○相談者 男性高校教師 40代 40代の高校教諭(略)。自分で言うのも何ですが、学校内で評価され(略)妻…

上森健一郎こと上森子鉄(してつ)書誌

上森子鉄(かみもり・してつ;1901-1989)は有名な総会屋さん――ん?(・ω・。)、さんづけでよいかな(;´▽`A``――だったらしい。 ただ我々は、梅原北明の盟友っちゅーか、かはりに牢屋に入ってあげる人物として出版史的なキョーミがメインなんだけどね(σ^〜^) あ…

昔なつかし総会屋

次の資料が総会屋雑誌一覧を含んでいるというのは、ここだけの内緒ぢゃぞ。(=w=)b 飯田万平著『株主総会裏面史:企業(秘)資料 1〜4』 やまと新聞社 、昭和50、52、54、56 附録:昭和52:実録総会屋必備資料・改正商法の新旧対照表、昭和54:総会屋の…

新聞切抜きの歴史

昭和13年の新聞にこんな記事が。 「新聞記事の切抜き通信社:一件五十銭から二円」『読売新聞』1938.9.13朝刊p.5 東京切抜通信社というのが京橋区木挽町5-1-9にあって、ストックしてある過去の新聞から、ほしい記事を捜して送ってくれるとある。 過去6カ月以…

「商報」という出版物

おおくは「○×屋商報」などのように、タイトルの前半に商号をたてて名付けられるもの。 あるリストを見てたら、そういったモノがあると知り、その週のうちに、ある場所で、「商報」を見るを得たが、特定商店の新商品紹介で、形態的には1枚を2回に折って8p.に…

専門誌⇔業界誌≒通信≒内報 (その2)

広義には同義語あつかい 専門誌というも業界誌というも(わちきは新聞紙と雑誌をわざとごっちゃに論じたいので、―紙でも―誌でもよいが)、「日国」の用例が、2例とも専門紙、業界紙がいっしょに出てきているように、両者は一般には同義語とされることがある…