書物蔵

古本オモシロガリズム

2013-07-01から1日間の記事一覧

教科書でも学問的スタンスを持っててほしい(ウソでもいいから)

「そんなにオモシロそうといふのなら買ったら」と友人にそそのかされ、買って読んでみた。 図書館制度・経営論 : ライブラリー・マネジメントの現在 / 安藤友張編著. -- 京都 : ミネルヴァ書房 , 2013.3. -- viii, 194p : 挿図 ; 22cm. -- (講座・図書館情報…

大阪から、書物蔵 図書館に通う、と

アクセスに勝手に答へてみる うーん、大阪から http://www.google.co.jp/url?sa=t&rct=j&q=書物蔵 図書館に通う&source=web&cd=1&ved=0CCsQFjAA&url=http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20120506/p1&ei=67jQUcWaGcejkQXHyID4Dg&usg こんな検索が来た(゜〜…

困難な業務と安易な業務

友人から、かやうなる記事も出てをったよ、と来電。 森見登美彦「「聖なる怠け者の冒険」、森見登美彦氏、「動かない」主人公の物語(あとがきのあと)」『日本経済新聞』(2013.6.30朝)p.23 「〜終えてみたらうまくいっていない。そこでコンセプトそのものを…

古書展の性格付け(かきかけ

好書会 五反田古書展 「」 古本ワンダーランド 五反田アートブックバザール 「アート、デザイン、建築、工芸、ファッション、映画、写真集、展覧会図録、絵本、ポスター、ポストカード、版画など古今東西のアートを気軽に」 書窓展(しょそうてん) 通称:窓…

古書展を隆盛に導いた「外部の殊勲者」は

木村毅「少雨荘・斎藤昌三君 」『学苑』(266) p50〜53() 古書展を今日のように盛んにして、われわれが検索の便宜を得るように刺激した外部の殊勲者はいろいろある。 まず石井けんどう、おさだけたけき、吉野作蔵などの諸先輩の系列。ただしこれは明治の文化…

半開架メモ

近年では次の文献が半開架(準開架)について扱っている。 今でこそ聖典扱いされる「中小レポート」だが、〜この亡失当然論についても議論があった。それは、小田原市立図書館長(当時)の石井富之助によって提示された「開架論争」とも言うべきものである(…

「手めくり調査」とは何か

いやサ、文献調査の一般論ハ。英米図書館学に極まれるものニテ。 それを逸脱するやうな現象のうち、日本らしい現象を日本図書館現象と名付けたい(σ^〜^) これは日本主義図書館学の検討対象ともならう。 しばらくまへ、Mさんに、「根性引き」なる概念をおし…