書物蔵

古本オモシロガリズム

困難な業務と安易な業務

友人から、かやうなる記事も出てをったよ、と来電。

「〜終えてみたらうまくいっていない。そこでコンセプトそのものを変えて一から書き直した」〜
 そこには自身の体験が影響している。2010年までは平日は別の仕事をして週末に小説を書くという二足のわらじで多忙だった。専業作家になってからは仕事を引き受けすぎて体調を崩し、全ての連載をいったんやめている。「上手に怠けるのはなかなか難しい。だからこそ主人公はできるだけ動かないことに意味があると考えた」と話す。

うーむ、なかなかに意味深長なり。

上手に怠けるのはなかなか難しい

わちきも、このきはめて困難なるオペレーションに従事したいと思ふてをるのぢゃ(σ^〜^)σ
しかし、反意語って、「下手に働く」かしら。。。
「下手に働く」というのは、じつは簡単で、目的不明の慣例を、さらに細分化し、管理業務をこしらへ、その管理業務を管理する業務をつくる、という図式で、どんどん「下手に働く」ことができる。
ん?(・ω・。) そんなことしてたら、会社、潰れちゃふんぢゃあ、ないかってか(σ・∀・)σ
ところがある種の会社は潰れないんだなぁこれが(σ^〜^)
非営利組織のバヤイ、それも費用をそのまま収入に転嫁できる図式でやっとる会社は潰れない。
この傾向を行政学では「パーキンソンの法則」といふ。
使命や、事業の目的が不明確な場所では、つねに起こる病理といってもよい。