書物蔵

古本オモシロガリズム

フレーズ「雑高書低」は1980年から

わからんなぁ…1975年前後に、総売り上げで雑誌が書籍を抜いてゐるからその頃だろうと思ってはゐたが…
なんと今、グーグルブックで判った(゚∀゚ )アヒャ

51 ページ

雑高書低”といわれるようになったのは1980年からのことである。この年には一年間に235誌もの創刊誌がでた。これは、それまで年間創刊誌数からみると飛躍的に多くなった年である。以降88年までにその数は約1700点にものぼった。雑誌の時代の幕開けといってよかった。それまでになかったような新分野の雑誌がでた。スポーツの総合誌『Sports Graphic Number』(文芸春秋)、ビジネスマンの人生論誌とでもいえる。『Bigtomorrow (青春出版社),中年ビジネスマン向け情報誌『Box』(ダイヤモンド社)、写真を楽しむよう ...