書物蔵

古本オモシロガリズム

曽根先生の思い出

19日朝に曽根先生が亡くなったと聞いたのは昨日のこと…(´・ω・`)
わちきがひっちゃきになって古書展初日に通ってゐた頃、そうあれは、日本が東日本大震災に巻き込まれるまへの平和な時代の最後の頃ぢゃった曽根先生にお会いしたのは。

Sent: Friday, January 21, 2011 9:24 PM
Subject: 本日はごちそうさまでした
曽根博義先生
書物蔵こと、○○○○です。先ほどまでの楽しいお話、ありがとうございました。
ランチョンではいつのまにかおごっていただきごちそうさまでした。
森さんと話していてもそうですが、書誌の話は尽きるものでなく、話せば話すほど楽しいです。また、いろいろお話できればと思います。
ブック・レビューの歴史は、職業柄、とても興味があります。
なにか本が見つかりましたら、お知らせいたします。
とりいそぎ、お礼まで。

どうやらわちきはとっても楽しかったらしくて、当日の夜にメールを出しとる。
いまメールの文面を見ると、ランチョンで昼飯を一緒に喰ったらしい。わちき的には古瀬戸本店でながなが古本談義をした印象が残ってをるが…
古瀬戸では店内のまんなかやや西ぐらいの席に4人で陣取ったやうな。あとぐろりやさんがゐたな。森洋介さんは途中で中座したやうな気がする。
先生の話でいまでも憶えてをるのは、先生が文学研究を志した時の話。
先生、東大の経済を出て保険会社に勤めたんだけど、ある日曜日、上司の家に遊びに行って、幸せこの上もない生活を見て、翻然と、このままではいけないと思ひ、文学研究の途に入り直したのだと言ってたな(゜〜゜)
ええ話や(o・ω・o)

送信日時: 2011年1月21日 23:49:37
○○○○さま
曾根博義です。
今日は初めて書物蔵さんにお目にかかれて幸いでした。
いろいろお話をおうかがいしたいと思いながら、当方が一人でおしゃべりをしてしまい、失礼致しました。
これに懲りずに今後ともどうぞよろしくお願い致します。
ちょっと前に帰宅しました。
いただいたメールが無事届いていることをお知らせるだけでもと思って、返信致しました。

すぐ返事をくれたのぢゃった先生は。
直接お会いしたのはこの1回だけぢゃったが、その後も森洋介さんを通じて、おなじ書誌趣味の途を教へあふといふことに。
震災後ぢゃが、こんなことも。

> >  森です。
> >  曾根博義先生よりメイルあり、抄出します。
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> > Subject: 万年社広告年鑑ほか
> > 昨日は久しぶりに国会図書館に出かけたついでに、お教えいただいた万年社版広
> > 告年鑑復刻版(大正14年昭和18年)を覗いてきました。むかしの参考図書室
> > (現在は人文情報室?)に開架で並べてありました。雑誌の発売日について毎年
> > 度「実際発売日」として「前月二十日」とか「二十五日」とか一応記載されてい
> > るのは便利です。大きなジャンルごとの流れがつかめるからです。しかし同一
> > ジャンル内では各紙の微妙な発売日競争と同一年度内の変更などがわかるほど具
> > 体的に細かく記されてはいません。やはり一誌一誌の実際に当らなければという
> > ことでしょう。

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