書物蔵

古本オモシロガリズム

目録形態論

反町「タツミヤさんと私」『和本』(11)p.1-(1987.5)より

昭和2年以降〕当時、東京の古書肆の目録は、タテ判の長大型(タイプ)、内容も学者向きの硬い本、つまり重厚型のが多く、大阪では横小本の短小型、内容は江戸軟文学を主とした、いわば軽薄型のが流行でした。