書物蔵

古本オモシロガリズム

ツイッタの著作権つぶやき

https://twitter.com/syutoyoshikaze/status/628707954586353665

台帳復活の試みは断続的にあるけれど(たとえば2009年のこれhttp://d.hatena.ne.jp/myrmecoleon/20070903/1188826692)成功したふうに見えないし、俳句なんちゅうチョー短い作品形式がある日本で作品単位(=1著作物)ですべての作品を管理するのは土台無理な話だった。
http://d.hatena.ne.jp/shomotsubugyo/20070903/p3
1970年日本著作権法は無届主義かつ作品単位といふ理念としては正しくも完遂ほぼ不可能な枠組み。なのに改正運動が権利・罰則強化にしか向かわなかったのは、適用現場(出版、図書館、企業内)で昭和日本的に適宜、無視していたから。

もちろん全く無法だったワケではなく、カネがらみ、目立つもの(1冊子以上)のものの権利は現実に守られたまま使用できるような具体的手段(著作権台帳)が用意されていた。それを用意したのが日本著作権協議会

現場(出版、図書館、企業内)も、目立つ(カネになるor1冊の本になる)ような権利侵害はしないようにしてゐた。
それがここ十数年の社会全体の順法化で、著作物利用が日本著作権法によって阻害されてくるのは、こりゃ、当たりまへ。

17法人のうち、2007年3月時点で権利者データベースの原型になるものを運営しているのは14法人。ただし、「著作者・権利者情報」では、保護期間の算定に必須となる死亡年月日を記録しているのは5法人のみで、残りは追加調査の上で入力が必要になる。「作品情報」については、作品名のみを記録しているものを含め6法人しかデータベースを持っていない。さらに、権利者団体の会員にならず活動している権利者も多数いるため、