書物蔵

古本オモシロガリズム

日本の図書館情報学のレベルに影響するのでは(σ・〜・)

あるところでのやりとり(秘密)(σ^〜^)σ

> だから筑波の辻慶太先生などはつぎのような宣伝をついったーでしてました。

【klis の新入生の皆様】TLで大学院が話題になっていますが,院を出て司書課程の教員になるというのは本当にお勧めです。私大の教員になると年収1千万ですからね。友人Aは都内に3階建ての豪邸を建てました。友人Bは今日は天ぷら懐石,明日はフランス料理と贅沢に食べ歩いています。
【klis の新入生の皆様】というわけで大学院での授業料なんてあっという間に回収できます。そして前も書いたように大学院は3つしかないのに司書課程は300 個もあるのでどんな人でも就職できます。オーバードクターというのは図書館情報学に限ってはあり得ません。
> http://favotter.net/user/cumulus_excel?mode=new&threshold=2

まあ、日本の図書館情報学が劣化しとるのはみとめちゃふが、それをあおられても困るなぁ。

ぼくは中学の頃から研究者になりたかった。分野は何でも良かった。(事務能力も対人能力も異常に低いから研究者くらいしかなれないだろうと思っていた)。文系より理系の方が研究者になりやすいはずと大学には理系で入ったが,在学中に図書館情報学ならずっと楽になれることを知ってこの道を選んだ。
cumulus_excel/温泉マンゴー 2013-02-18 14:08:48

きょうび、図書館員(司書)に就職するより、司書課程教員に就職するほうが、ラクで金も儲かるというのは事実かもしらんが、それならそれで、日本の図書館業界を主導するなり立て直すなりなんなりの道徳的な義務も発生してしまうふのではあるまいか。
教育産業が手厚い規制行政と税金からの補助金で(憲法違反だと思ふ)で保護されとるのだから、あまり金儲けできるからおやんなさいという宣伝をされても∩(・∀・) ∩
図書館事業なんて、もとから金儲けにならんビジネスモデルなんだし(かのサッチャー政権下のBLでさへ、ペイせんかった)、金儲けになるから一緒にやろうといふのは、悪手だと思ふよ。
面白いから一緒にやろう、としたはうが、良い(結果として金儲けになるのはかまはんが)。
まあ世直しでやらう、とあまりいきまれても、1980年代から現在までの館界旧守貸出中心主義者になってしまふけれど。
何年かまへ、東大系の根本彰先生が、司書課程教員の生産性が低いと指摘したら、慶応系の上田修一先生が反論してたことがあった。生産性というと数の問題になりがちで、上田先生は数量的反論になってたが、質を考えると低下しとる可能性はおほいにあるのでは。

同日深夜追記


かへりがけ、森さんと蕎麦屋へしけこむ(・∀・)
談ずるに、上記エントリの件に及び、結局また論点は辻先生イノセント説(拙者の説)と非イノセント説(森さん説)で論争することになる(σ^〜^)
ただ、別の論点も出してくれて、おほいに感心す。

翌朝追記

根本先生の、日本図書館情報学批判はつぎのものぢゃった。もう10年以上たつのかぁ。。。
図書館情報学における知的貧困」『現代の図書館』39(2) (通号 158) [2001.6]