書物蔵

古本オモシロガリズム

日本古書協会

日本古書協会
千代田区神田神保町一ノ三
(神田二三六七)
創立 昭和二一年三月一日
〔代表者〕小川鉄之介 理事六名
〔目的事業〕日本書籍雑誌の英文による紹介月報発行、海外よりの日本図書一般に関する調査照会に対応、官が購買古書の価格査定業務
出版年鑑1951年版.出版ニュース社,1951.6 p.951

この団体はこんな雑誌を出していた。

  • 古書タイムス. [1巻[2号](1947年4月)-2巻2号[通号]10号(1948年5月)]

小川鉄之介は文川堂書房の経営者。
日本古書協会自体は1960年代まで存在してたやうだ。
按ずるに、古通にとってかはらうとするのではなく、古書の輸出で儲けをだしたり、国立大学等の古書価格証明書発行事務で手数料をとらうとしてゐたやうである、って、いま上記の記述を見つけて知った。それまでは、古通に競合しやうとしてをったのかと誤解してをった(^-^;)