http://digital.library.unt.edu/ark:/67531/metadc1048/m1/66/
161. ある著作は、その主題の標目の下に入れろ。決してその主題を含むジャンル(原語はclass)の標目の下に入れるな。
たとえば、Cust女史の『ネコ』についての本であれば、「猫」という標目の下に置け。「動物学」とか「哺乳類」とか、「家畜」とかいった標目の下ではダメだ。また、Garnier氏の『くろがね』なら、「鉄」の下だろう。決して「金属」や、「冶金」の下ではない。
この「特定記入(specifc entry)」の原則は、辞書体カタログと、アルファベティコ・クラスドとを分ける主要な違いだ。
ある主題は名無しかもしれない、というのも、フレーズやその組み合わせで口述されるだけで、十分に標目として使えるようなものでないかもしれないからだ。
一方で、来館者(少なくともその一部)からは困難が提起される。というのも彼らはある主題はそれを含むクラスに関連していると思う癖が付いているからだ。とりわけこのことは、分類カタログや、辞書体カタログでもそれが貫徹されていないようなものを使ってきた人々に起きる。だから、
もし、余裕があればだが、キャタロガーは、自分が好むものを、包括的主題(クラス)の下に、排列してもよいだろう。
かきかけ