書物蔵

古本オモシロガリズム

(文献メモ)毛利宮彦、志智嘉九郎

北原尚彦『新刊!古本文庫』もくじ(homepage3.nifty.com/kitahara/furuhonbunko.html)によれば、戦前の志智嘉九郎が筆名「江井洋三」で書いた本についての記述ありと。
雑索によれば、近年、管見によればほぼ始めての毛利宮彦研究がでたらし。
中西裕(ゆたか)「図書館学者毛利宮彦の洋行」『学苑(昭和女子大学近代文化研究所)』(792)(2006.10) p.71〜86
毛利ってば、レファレンス理論の日本への紹介者としてのみ図書館学界でかろうじて名のみ伝わり、かなり変わったとこでは谷沢永一先生の図書館学たたきの仮想敵に使われるぐらいだったけど… もしかしてわちきとオタどんがおもしろがったのが再評価につながったのかしらん(^-^;)
前々から感じてることだけど、この早大の図書館学(図書館経営風土)って、館界のなかで独自な気がする。