書物蔵

古本オモシロガリズム

どしぇー(×o×) 芝富読書指導者養成所まえの堀内庸村東田平治・川辺甚松

ホテルから電話をかけ,某所へ。ご主人様が待っていてくれる。
つれづれなるままに,戦時中の読書運動の話をすると…
どしぇー(×o×)
3時間ほどがあっというまに過ぎたなり(^-^*)
お弟子さん 事情 ノート 日録 大月書店 コウセイシャ コウウチさん 杉森久英 コーヒーは… 先賢リバイズ 電話でガシャン
いろいろおもしろくためになる話がてんこ盛り(だが,あまりに重大・重要・オモシロすぎてここには書けず)。こーゆー方向にいくとは予想だにせず。
こんな話で盛り上がれるのは,おそらく日本で(つまり世界で)5人もおられない。そのひとりが,こんなに近くにいたとは…
縁は異なもの味なもの。
まだまだ話たりないが帰ってきた。ほんとは合宿で討論会でもしたいくらい。
やはり近いうちにまた訪問せねばなるまいと思う。今度は,あっちの方に。
こっちも,あの方面とあの方面への追跡調査をすすめてみようと思う。
さすれば,戦時中の読書運動の裏面史・実態論への扉が開かれん。
図書館雑誌ではわからない世界が開かれん。

8/23追記

東田平治,川辺甚松がらみで1本論文があるのに気づく(^-^;)
本文がネットにあり,一読,胸をなでおろす。
これなら十分,別のアプローチが可能なり。
地方図書館創成期の自己教育思想と活動の展開--中田邦造の読書指導の実践を中心に / 福永 義臣
飛梅論集. (2) [2002]
https://qir.kyushu-u.ac.jp/dspace/handle/2324/1026
著者は趣味人じゃなく本職の学者みたいなので,ちょっと言わせてもらうなり。
香内信子(1981)(1982)とか,奥泉和久(1992)(1994)とか『総力戦と文化』(2001)とかにまったく言及せんのは,よろしからず。

画像は

左から川辺甚松さん,座ってんのは堀内庸村東田平治*1さん,そして…(追記 東田さんの後ろは、満洲の開拓団からきた読書指導者訓練生)
いやー,これはすごい資料なり!!! 実際のけぞる(けど,今はひみつ)
場所はおそらく芝富読書指導者養成所!!!
まぼろし大東亜・擬似library schoolがこの目で見られるなんて!!!
至福の至りなり。
あの,うすっぺらい図書館雑誌でもフォローできない,失われた,大東亜戦争中の図書館人・読書運動家たちの活動が,目の前にある。
なんだか金田一耕介みたいな気分になってきた。
〜〜〜
けど,こういった戦前・戦中の写真を見入っていると,なぜだか涙が出てくるです( ノ _ ・。)
わちきの親はソ連軍侵攻時に北満にいたんだけど奇跡的に南下に成功した。おじさん曰く「そのあと,クラスメートは誰一人として会ったことがない」そうな。
20世紀は戦争の世紀だったのだよ。

*1:あんまり嬉しくってアワテたから間違えた。結局、堀内さんの写真は1枚もないなぁ。なして?