書物蔵

古本オモシロガリズム

ついでに… わちきの「はてなキーワード」の作り方(人名を中心として)

図書館界に大昔からあった「名称典拠(name authority)」ファイルにはてしなく近似しつつある「はてなキーワード」機能。
だからわちきはおもしろがって,いろいろ作ってをるのぢゃ。今回の奥村喜和男とか。
で,わちきは別に膨大なレファ本を手許において入力しとるわけぢゃあない。
もともと「はてなキーワード」には百科事典的な詳細説明のニーズはないのだから,生没年とヨミと,どんな分野の人なのかだけがわかればいいのだ。
って,これはまさしく「名称典拠」のデータ要素に他ならぬ。

隠された秘宝「名称典拠」

だからタダでひける国立図書館の名称典拠をパクればよい,ということになる。国立図書館著作権も,単なる事実なわけだから発生しないしね。
NDL-OPACの「一般資料の検索」画面をあけると右上に「著者名検索」などとたわけた表記がクリックできる。
こんな表記じゃあシロウトでもクロウトでも「著者名から書誌(単行本のデータ)を探しにいく」機能かと思ってしまうが… なにを隠そう,これは国立中央図書館の「名称典拠」を検索する画面への入口なのじゃ(こんなところに隠されておろーとは)。
著者標目として採用された自然人,法人,団体,会議体などなどがここから引ける。それも,漢字の中間一致でもよいし,よみでもよいし,姓名の名の方だって引ける。こんなデーターベース,他にないよ。
当然,最低限コントロールされたヨミと生没年がある。
あとはこれをパクってネットで再検索し,それでわかった活躍分野をちょろっと足せば,およそわちきの趣味の範囲ならばかなりの人物のはてなキーワードが作れるというわけじゃ。ガハガハ
しかるに新規データから生年を自主検閲しおってからに国立図書館はけしからぬ