書物蔵

古本オモシロガリズム

水谷不倒

ついでといっちゃなんですが,おなじ店から水谷不倒(ミズタニ・フトウ)の文庫を買いました。
平賀源内 / 水谷不倒. -- 中央公論社, 1977.9. -- (中公文庫)
平賀源内に特別興味があるわけじゃなく,解説と著者紹介を読みたかったから。まー,なんと素直でない本の読み方なのでしょーね。
とゆーのも,次の本をしばらくまえに入手していたので,それを読む前に著者について知りたかったのだ。
古書の研究 / 水谷不倒. -- 駿南社, 1934
関西の某優良店からネットで買いましたが,2500円と安かったです(箱イタミ)。これは前年の『明治大正古書価の研究』とおなじ内容だとの話を聞きましたが,これから読んでみますね。
ともかく,読書空間においても,昭和前期には(量的にはともかく,質的には)今とおなじものが展開されていたということを予想させる本たちです。