書物蔵

古本オモシロガリズム

 三省堂 リファレンスコーナー!

その三省堂のリファレンスコーナーで2001年3月に120周年記念で復刊した社会科文庫の話を聞いたら,おねーさん,売り場にない,って正しく答えてくれたのはいいんだけど,あんまり答えが早すぎ。あとは出版社としての三省堂に聞けってことみたいだけど。
むかし某大学のレファレンスに質問したときとおなじ冷えびえとした感触。
そういえばそのとき大学の先生にその感想を言ったらば,「有能なレファ担当は,多種多様な質問をいくつかの類型に嵌めることで,効率をアップさせている」とのこと。
でも… やっぱり人間が担当しているんで,あるていど情がこもっているフリも必要だと思います。たとえばホストやホステスは,物理的に正しく(=こぼれないように)お酒をつぐことが制式な目的ではあるんだけど(ホントか???),それだけを効率的にやられると,客は行かなくなっちゃうよ(笑)。
あとリファレンスコーナーは三省堂社員じゃない感じ。下請けみたい(すくなくともそう感じた)。
幸いなことに三省堂はほぼ完全なOPACがあるので(棚の場所がわかる!),リファレンスをつかわなくても自力で店頭在庫はさがせます。ただ… もうちっと親切のフリをしてくれていいと思うぞ。