書物蔵

古本オモシロガリズム

図書館目録

国会OPACが「甚だ使いづらくなった」(@猫猫先生)

出版ニュース:2012年2月下旬号に猫猫先生がこんなことを。 「凍雲篩雪とううんしせつ」pp.20-21 国会図書館が、年初に改造を行ったが、かなりひどいことになっている。(略)〔サーバーダウンは〕初動ゆえとするにしても、OPACが様変わりして、甚だ使いづら…

Ars longa, vita brevis.

ネットでしばらくまへから国会の図書検索システムが話題になっとるやうである。わちきも旧NDL-OPACは日本国内でほぼ唯一件名をまともに検索できるOPACとしてここ何年も愛用してきた。また、収録データの分類に通じレバ(ってたいした知識じゃない)、戦前の…

『明治文化研究会事暦』

こんなものを読んだ。 田熊サンズイ胃津子「『明治文化研究会事暦』以後」『書誌索引展望』4(2) p.16-19 (1980.5) たぐま・いつこ(親和女子大学附属図書館)さんは、最初、谷沢永一から『明治文化全集』の新版・旧版比較表があるといいといわれて始めたのが…

図書館目録って何のためにあるの?

ちょっと前、日本bibliobloggerが、中途半端なOPACなら、物品会計システムにしちまえ、と提唱していた。 まぁそれはそれで気持ちはわからんでもない。 ただ、そうしちまった瞬間に、図書館固有のデータ採取規則(目録法という)なんちゅーもんは要らないこと…

ナショナリズムと日本図書館情報学

Bibliobloggerのごく一部で話題になった(図書館目録の)ガラパゴなんとか批判に触発されてこんなことを考えた。 http://b.hatena.ne.jp/entry/http://blog.liverarian.com//index.php?itemid=121336 日本国内の目録体系や主題標目体系をいかに外国(ってデ…